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Sep 16, 2020
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カテゴリ:株式投資全般
​​​ さて今日は株式投資本オールタイムベスト107位





 ザ・トレーディング (アレキサンダー・エルダー著、FPO、2019年)










 の最終回第6弾です。










 今日は、第9章 リスク管理 から。この章での「エルダー節」は冴えに冴えています。爽快ですよ。















 
48 感情と確率



​ 私が駆け出しの頃、プロトレーダーが「 トレーディングで成功するのは、実はちょっと退屈なもの なのさ」と語っていたことを耳にしたことがあります。。。しかし彼の成功は、退屈で辛い仕事の上に成り立っているのです。初心者やギャンブラーは、トレーディングから多くの娯楽的な楽しみを得ます。しかし最終的には、損という代償を支払わされるのです。​











 このエルダーの言葉にはドキッとしました。と言うのは、私は過去に超主力で戦った株のいくつかについて、「リスク・リワード比から見て必ずしも適切ではなかった」という反省と総括を元々持っていたからです。




 じゃあ当時何でそんな銘柄に大量の資金を突っ込んだかと言うと、これは後から振り返ってようやく気付いたのですが、超主力株での命金(いのちがね)を賭けた大勝負に無意識の内にスリルと高揚感を求めてしまっていたからなのです。




 つまり、エルダーの言う通りで私は「投資に娯楽的な楽しみを求めて、その代償として大きな損失を出してしまった。」ということなんですね。(滝汗)












 
 ジョニーはなぜ、ポジションを切れないのか




 あなたの生き残りと成功は、損が小さいうちに切ることを自ら進んでできるかどうかにかかっています。



 負けトレードを頑なに持ち続けることは、傷を深めるだけです。損は雪だるま式に増え、当初はひどい損に見えたものが程度の軽い損に見え始めるまでになります。。。そして、とうとう絶望的になった敗者は観念して手仕舞い、大きな損が現実のものとなります。

 

 彼がトレードから降りた後に、相場が反転して急速に元に戻っていくのです。



​ こうした相場の反転は何度も繰り返されます。 大半の敗者は同じ刺激に反応する からです。​



 トレーディングに求められる知的水準はそれほど高くありませんが、感情面では非常に多くが求められます。

 









  このエルダーの、「大半の敗者は同じ刺激に反応する」という言葉は深いです。投資をしていると、市場の恐怖が最高潮に達した時に絶望と悲観のピークで株を投げ売りしてしまった事って誰にでもあると思うのですが、これは正にそれが「アンタが売ったソコが底」に成りがちということなんですね。(笑)





 そしてこういう事態を避けるためにも、含み損は「早めのパブロン」で常に迅速に処理して切ることを徹底した方がいい、一見遠回りの様に見えるけれど、その方が結局投資成績がいい、ということなのです。












 ​
 ​感情的なトレーダーは、確実な利益を好み、不確実性を伴ってもより儲かる可能性のある賭けを拒みます。一方、損を実現することを遅らせるために、危険なギャンブルに挑みます。すぐに利食いしてしまい、損切りを遅らせるのは、人間の本性です。非合理的な行動は、人々がプレッシャーにさらされた状況下でさらに増加します。シャピロ博士によれば、競馬場では「大穴狙いの賭けは、その日の最後の2レースで増える」そうです。​










 ふー、数多くのトレーダーを指導し、多くの敗者を見続けてきたエルダー博士の言葉には凄い臨場感と説得力がありますね。皆様も、彼の言葉を読んで「ドキッ」としたのではないでしょうか?












 さてこれでこの本の紹介は終わりです。名著中の名著ですし、読まない手はないと思います。未読の方は是非。(終わり)
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Last updated  Sep 16, 2020 10:41:41 PM
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