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カテゴリ:株式投資全般
さて今日は株式投資本オールタイムベスト120位
アルファフォーミュラ (クリス・ケイン+ローレンス・A・コナーズ著、パンローリング、2020年) の第5弾です。 今日も、 第3章 トレンドフォローがうまく機能する理由 から。 行動バイアスの要点 関連することーディスポジション効果 いやあ、コナーズの行動バイアスの説明は実に分かりやすいですね。 また私は投資家になって21年目を迎えましたが、未だに多くの行動バイアスに囚われてしまっているなあ、と改めてしみじみと思いました。 更にもう一つ気付いたのは、長年の投資家生活で矯正できたバイアスがある一方で、逆に強化されてしまっているものもある、ということでした。 具体的に言うと、2の群衆行動、3の確証バイアス、4の損失回避はこれまでの多くの過ちの経験から「やってはいけないこと」として腹落ちしていると思うのですが、その分1のアンカリングや6の親近性バイアスについては以前よりも悪くなっている気がします。 例えば2020年で言うと、新型コロナの影響を始めは過小評価してアゲコロ銘柄を買いまくり、その後は逆に過大評価してウィズコロ銘柄を引っ張り過ぎて成績を落としてしまったのですが、これは完全にアンカリングと親近性バイアスの罠に嵌ってしまったと思います。 投資家は「本能を制御し続ける」ことが致命的に大切ですし、これからも「自分がバイアスに捕らわれていないか」を常にモニタリングしながら戦い続けて行こうと深く決意しました。(続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 14, 2021 05:32:37 PM
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