2月7日 発病5日目
水曜日 発症から5日目・・今までもパパと2人でそれぞれが犬の椎間板ヘルニアの専門医のHPを探し回っていましたが、私が見つけた練馬の病院と、パパの見つけた神奈川の厚木付近お病院の二つに絞り上げ神奈川の病院ならばMRIも独自で供えられている病院で院長先生も椎間板ヘルニアの名医らしいとのことで、朝一で電話連絡を取ってみることにしました。電話で今までの経緯をお話した後、院長のいる11日の土曜日に診察の為に伺うことを予約しました...しかし、遠方ではあるが、診察は早いに越したことはないと応対してくれた女医先生がおっしゃっていたことが頭に引っ掛かり...いてもたってもいられずパパに仕事の予定を無理やり空けて欲しい、今日の午後にでも行って診てもらいたいと我がままをいいました。そしてパパの仕事が2時で終われるように配慮してもらい今まで診てもらっていた掛かりつけの先生へ連絡して紹介状をFAXしておいてもらい、11日に予約をしていた東京のキャミックで行うMRIをキャンセルしてもらって急遽午後2時半へ厚木まで出発しました。考えてみるとコレがレオとお出かけする最後のドライブでした。途中水を飲みながら、おとなしく往復5時間近く頑張って耐えてくれました。東名の厚木インターから5分にある愛甲石田動物病院には5時に到着、受付を済ませる間待合室でずっとだっこしてました。毛布に包まれたレオは他のお客さん(飼い主さん)にキョロキョロしていると、その方はレオをみて、かわいいねって微笑んでくれました。レオはどこに行っても可愛いねって言われたよね...・。この病院にて、しばらくの間 検査→入院→手術→入院となるだろうと覚悟の上に訪れたのだったけど今日でしばらくレオとも離れ離れになるのかと考えただけでも涙が止まらずもし何かあってもすぐには駆けつけてあげられないし何故か置いていくのが忍びなく、離れたくないと抱いたままズット泣いていました。受付を済ませてすぐに朝電話で話した女医さんに説明を受けました。そして、まずCTを採る為に少し検査をするとの事でレオを預け3,40分待っていました。その後詳細な説明を受けました。CTを採るに当たって、事前に少し検査をしたとの話まず血液検査は、数日の強めのステロイド注射のため肝機能の値が多少高いけどは問題ありませんでした。次に麻痺感覚のテスト後ろ足2本はレベル0で感覚が全くなし、前足2本も通常でしたらレベル3,4の値のところレベル1しか感覚がありませんでした。続いてチックと呼ばれるようなヒクッヒクッという症状が稀に出ている事また、目の瞬膜という皮が1/3上がってきている事...レオの声がもうかすれて出なくなっている・事この様な症状、状態から院長先生と携帯で連絡を取り合い相談しながら出してくださった見解はもしかしたら椎間板ヘルニアになった時に同時に発症する 進行性脊髄軟化症の疑いも見込まれるとの判断でした。進行性脊髄軟化症とはヘルニア発症と同時に起きる病気で脊髄の神経が下半身からどんどん壊死してきてしまい、最後には呼吸する筋肉まで...壊死して呼吸が途絶えてしまうそうです。そんなはずはないと思ってた数%の病気であると...。そしてこの病気の場合には手術をする前にとるMRIやCTを採る為の全身麻酔を行う場合のリスクが非常に高いとの説明を受けました。ややもすると、全身麻酔した場合そのまま意識が戻ってこなくなる場合も考えうるとの判断でした。それでも手術を、検査をしてくれと申されれば行いますが、あとは飼い主様の判断ですと言われ椎間板ヘルニアについての話しやその他30分近く詳しい説明をしてくださりました。もちろんそのようなリスクを負ってまで手術をするはずもなくレオは又私たちと一緒に我が家に帰って来ました。ただ辛い話ですが、もし仮に軟化症であったとするならば、発症から最長2週間で命がなくなってしまう場合が殆どであるとのお話をされ。多分この時点でこの女医さんは軟化症であることをホボ確信されていたのでしょうが、もし2週間たつ途中で進行が止まる場合が稀にありますので、その時は又手術の為の検査をしましょう...・と最後まで私たちに望みを持たせてくれたような気がしました。掛かりつけの病院からもらった詳しい経緯のFAXの御礼と又レオのおしっこを毎日通って出してもらったほうが良いとアドバイスをもらいました。そして、最初の処置についてですが、ここの厚木の病院でも同じ処置をしたでしょうとの話もしてくださいました。ただ今日は水曜日...・発症から土曜日で丁度1週間になるなと、このままこの病院を訪れずにキャミックにてMRIを取る為に全身麻酔を行っていたならば、どうなっていたのだろうか?もしかしたら麻酔をした時点で・・と考えたら複雑でした。あともう一つ、らーの受験日が金曜日...あと数日に迫っています。どうしてもこの動揺を子供たちに与えてはならないと...何がなんでも隠し通してそしてレオが1日でも長生きするようひたすらパパと2人で神様にお祈りするしかありませんでした。ここへ来るまでは軟化症ではないと思っていただけに、この結果には呆然としてしまいました途中で寄ったSAでも歩いている足に力が入らず...・ただただボーーッとしていました。厚木の帰りレオをつれたまま、10時に子供たちを塾にお迎えに行きました。レオを見た子供たちは何の疑いもなく、手術は今は強い注射の副作用でリスクが高い為2週間たったら行うんだよと話して、その話しを疑うことなくレオにお帰り~と...話しかけていました...。