テーマ:ラジオ体操(307)
カテゴリ:気になる風景
MoMo太郎が調べたラジオ体操発祥の地紹介します。
第四回は、浅草のかっぱ橋道具街通りの近くにある台東区松葉公園です。 公園の中には竹林となまこ塀がありました。この日本風の庭園は近くには浅草の東本願寺をはじめとする寺院が多いことと関係しているのでしょうか。 この広場でラジオ体操会が開かれているのでしょう。 立派なステージも設置されいます。 こちらが、「ラジオ体操中継放送再開発祥の地」の掲示板。 「中継放送」の「再開」が「発祥」した というのはなんか判りにくいですね。 碑文によれば、 ラジオ体操は、昭和3年天皇陛下ご即位を記念し国民の健康増進を目的として郵政省(当時逓信省)簡易保険局が制定し、日本放送協会の電波にのせて全国に放送してから50年国民の愛好するところとなり体力づくりに大きな役割を果たしつつあったが、第2次世界大戦の影響を受け昭和22年8月31日で放送も一時中断の止むなきに至った。その後、戦後の復興とともに、昭和26年5月6日、3年8ヶ月ぶりにラジオ体操の放送が再開され、昭和27年6月28日中継放送再開の第一声が、ここ松葉公園から全国に放送された。これを機として台東区ラジオ体操連盟が発足し、次いで東京都ラジオ体操会連盟及び全国ラジオ体操連盟と発展し今や全国に20万人を突破する今日の隆盛を見るに至った。ここにラジオ体操制定50年と中継放送再開発祥の地を記念して長く後世に伝える。とうことで、戦後の一時期、ラジオ体操は中断されていたんですね。 郵政博物館のホームページ(→→→こちら)には次のように説明されていました。 終戦となり、ラジオで全国一斉に実施するラジオ体操が軍国主義的であると連合郡総司令部から指摘され、昭和21年に放送を中止しました。楽しくラジオ体操ができるっていうのも、色々な歴史があったのですね。 【了】 人気ブログランキング ラジオ体操発祥の地めぐり(その4) 松葉公園 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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