テーマ:ラジオ体操(307)
カテゴリ:気になる風景
MoMo太郎が調べたラジオ体操発祥の地紹介します。
第三回は、総武線沿いの秋葉原と浅草橋の中間にある千代田区佐久間公園です。 公園の中にある大きな石碑は「戦災受難者慰霊碑」です。揮毫は第52・53・54代内閣総理大臣。鳩山一郎(明治16年(1883)1月1日~昭和34年(1959)3月7日)です。小さな公園の慰霊碑にしては大物政治家の揮毫ですね。 こちらの掲示板には神田佐久間町三丁目の町名由来が。 公園の隅に鎮座している 草分稲荷社です。由来はここにあるとおり、江戸時代の大名屋敷にはこういう小さな神社を祀っていたのですね。 こちらの南隅に発祥の地の石碑がありました。 ちなみに、こちら町名由来は、葉っぱに隠れてわかりませんが、神田佐久間町四丁目になっています。佐久間公園、三丁目と四丁目にまたがっているかな? その隣に、「ラジオ体操会発祥の地」の石碑がありました。 碑文は以下のように記されていました。 ラジオ体操は 昭和3年11月 簡易保険局が国民の健康増進のために国民保険体操と名づけて制定したものであるこれがひとたび放送されるやラジオ体操として親しまれ全国各地にラジオ体操会の誕生をみるにいたった 教育委員会などが碑文を書いていた千住本氷川神社や大塚公園の碑文に比べると、郵政省簡易保険局、日本放送協会そして全国ラジオ体操連盟という、権威ある組織が碑文を記しているというところを見ると、公式には「神田佐久間町がラジオ体操発祥の地」として認められているいうことでしょうか。 ちなみに、神田佐久間町三丁目の町名由来の掲示板によると、万世橋警察署の面高巡査が「早起きラジオ体操会」を始めたのは、昭和5年(1930)とありますから、昭和4年(1929)に始まった文京区の大塚公園のラジオ体操会の方が古いですね。 ラジオ体操のことを思いながら、この近くにあるいつも行列のできるラーメン店「青島食堂秋葉原店」(→→→こちら)で新潟の長岡生姜醤油ラーメンをいただくのもいいかもしれませんね。 【つづく】 人気ブログランキング ラジオ体操発祥の地めぐり(その3) 佐久間公園 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[気になる風景] カテゴリの最新記事
|
|