テーマ:歩いて愉しむ東京(898)
カテゴリ:気になる風景
折角の機会なので水稲荷神社に参拝しました。木立に囲まれた参道は古い神社の歴史を感じさせます。また、この神社では旧暦二月初午の日に珍しい「オビシャ」(御歩射、御備射)の祭事があるのだそうです。
神社のとなりは大きな集合住宅がありました。甘泉園住宅と呼ばれているようですが、都営住宅なんでしょうか? 参道には二宮金次郎来て、薪を背負ったまま石に腰掛け休んで読書していました。 馬小屋のようでしたが、見かけたのはヤギでした。 こちらが本殿への入口にある鳥居です。 鳥居をくぐってすぐのところに「平和の礎」という慰霊碑がありました。 平和の礎は 大東亜戦を聖戦と信じ 滅私興国の至誠を以て 散華した新宿区内の英霊及び早稲田大学教職員並に出陣学徒の英霊四千三百余柱をおさめ、常住に平和を希求し慰霊するは我等戦友の責務であると誓い、同志郷友会員の素志により建立した次第です。 だそうです。 ちなみに、「平和の礎」の文字は内閣総理大臣、佐藤栄作によるものです。岸田文雄総理や安倍晋三元総理にもこうやって揮毫を頼む人はいるんでしょうね。 こちらが拝殿です。 水稲荷ということで、「イネが生った」ということで水稲が植えられているのでしょう。 「稲荷大神様」のお使い(眷族)の白いきつねです。赤いきつねは神様の使いではありません。カップ麺です、間違わないで下さい。 こちらのきつねは神の霊力を示す「宝珠」を咥えています。 こちらのきつねは別のものを咥えていました。 どんな願いも叶うという稲荷の秘法が書かれている「巻物」です。玉と巻物を持っていれば、稲荷神のる宇迦之御魂神(うかのみたま)の霊力が備わるのかも。 水稲荷神社の拝殿です。 水稲荷神社は天慶四年(941)藤原秀郷(平将門追討したことで有名な武将)が稲荷大神を勧請したことが始まりだそうです。 古くは「富塚稲荷」「将軍稲荷」と呼ばれていましたが、江戸中期境内の大椋の下に霊水が湧き、眼病に利くとして評判を呼んだことが、神社名の由来だとか。また、水つながりで水商売および消防の神様として有名だそうです。 【つづく】 人気ブログランキング 高田馬場を探して(その6) 水稲荷神社に参拝 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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