テーマ:歩いて愉しむ東京(922)
カテゴリ:新宿区
新宿周辺を彷徨(さまよ)った記録を時々書いていくことにします。
ここは新宿区新宿6丁目にある西向天神社(→→→こちら)です。 東都七天神(→→→こちら)のひとつという天神社になります。 1228年(安貞2年)に栂尾明恵上人が創建したと伝えられ、大宰府に向かって、社殿が西を向いているため西向天神と呼ばれています。 かつては大久保天満宮とも呼ばれていて、古くから東大久保村の鎮守でした。 棗天神との俗称もあり、これは寛永年間(1630年代)に、将軍家の鷹狩りの祭に、当社が荒廃していたのを、金の棗の茶入れを下賜して、それをもって再興を促したという伝承によるものだそうです。 この境内の一角に藤圭子のデビュー曲「新宿の女」の歌碑がありました。藤圭子(→→→こちら)といえば、宇多田ヒカルの母親としても知られていますが、「演歌の星を背負った宿命の少女!!」というキャッチフレーズの人気演歌歌手だったんですよね。 そして、この歌碑は平成11年(1999年)に石坂まさをの作詞家生活30周年にあたって、建立されたものです。 なぜここに歌碑が建立されたかというと、この西向天神社は、デビュー時に「新宿の女」発売キャンペーンの出陣式を行った場所であったそうです。 歌碑の裏面には「昭和44年(1969)9月25日『新宿の女』でこの西向天神社より2人の若者が旅立って行き、石坂まさをと藤圭子の名は時代を刻み伝説として語られるようになった。心生舎」と刻まれています。 【つづく】 人気ブログランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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