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カテゴリ:経営ノウハウ
以前から商品開発を依頼されていた。
とてもご縁の深い知人からの商品開発依頼であり、 商品開発が成功したら共に利益を分かとうと提案があった。 むげには断れない事情が幾重にもある。 ところが、商品開発の意図がなかなか理解できなかった。 理解できないというか、価値が見出せない状態だった。 「こんなものができたらきっと売れるはず」というのは 作る側の理論である。 たとえできたものが便利であっても価格やデザイン、 企画など全てにおいて顧客のニーズに応えられるようで なくてはとてもヒット商品には結びつかない。 今回の開発依頼は、そんな意味で当初からどうやって 失敗をして戴かないで、しかも穏便に済ますかということに 神経を使った。 大事な人だからこそ、失敗をしていただくわけにはいかない。 かといってせっかくの提案をむげにするわけにもいかない。 私の最大限の人脈と知恵を総動員して、対処させていただいた。 今日は試作を持参して意見を伺った。 なるべく聴くことに徹しようと思った。 分かれて数時間後に、詫びが入った。 「すまなかった。認識不足であった」との電話を貰った。 嬉しかった。 同時に将来の可能性をつぶさなかったことにも安堵した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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