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カテゴリ:職場の教養
9月 7日(金) 七色の虹
虹の色を尋ねられたら、多くの人は、七色(赤・橙・黄・緑・青・藍・紫)と答えるでしょう。では、それを実際に肉眼で確認したことはありますか。 理学博士の板倉聖宜氏は子どもの頃、虹を見るたびに、五、六色しか見分けられないことに疑問を持ちました。そして、「どうしても、七色に見えない」と思ったことから、物理学史の研究を手がけるようになりました。 虹の色を肉眼で見分けられるのは、四から六色。「常識」となっている七色説は、「虹は七色」というニュートンの「常識」が翻訳され広まったと氏は言います。 「子どもは、学校で系統的に科学を教わる前から独自な自然観を持っている」ということを前提に、氏は「仮説実験授業」を提唱しています。何も教えない段階で、「こういう実験をしたら、その結果はどうなるか」を予想させるのです。 仕事でも疑問に思うことがあれば、答えを求めるばかりでなく、今までのやり方や習慣に捉われない方法を編み出し、提案してみてはいかがでしょうか。 「なぜ?」と思った直感を活かし、日々の業務を活性化させましょう。 今日の心がけ●なぜを追求しましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。許可を得ずに掲載しております。取り扱いにはくれぐれもご配慮願います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年09月03日 12時11分08秒
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