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カテゴリ:職場の教養
10月21日(日) つもりだけでは
K氏は、「熟年離婚」の講演を聞き、離婚回避のポイントが「妻から呼ばれたら返事をしてすぐ実行する」という、意外にも簡単なことを知りました。 その夜、部屋で本を読んでいたK氏に、夫人が「お風呂が湧きましたよ」と声をかけました。K氏は、「オー、わかった」と返事だけして本を読み続けました。 しかし「そうだ。講演で、すぐに実行せよと聞いたばかりだ。よし、すぐ動こう」と思い直し、勢いよく風呂に入ったのです。ところが、風呂はまだ冷たい水でした。K氏は、風呂場から大きな声で夫人を怒鳴りました。 すると、「だっていつも、声をかけてから三〇分ぐらい経たないと入らないではないですか。ガスに火をつけた時に声をかければ、ちょうど良いと思ったのです。すぐに入るとは思わなかったわ」と、K氏の日頃の行動を指摘されたのです。 <妻のほうこそ、毎日怒鳴りたい気持ちだったのだ>と気づき、反省をしたK氏でした。私たちも、何気ない言動が、相手に迷惑をかけているかもしれません。日常の自分の行動を家族や同僚にチェックしてもらい、改善に努めましょう 今日の心がけ●日頃の行動を振り返ってみましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。 著作権は社団法人倫理研究所にあります。 掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、 トレーニングのために入力してくれているものです。 こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。 やりがいと喜びは継続の源泉になっています。 著作権に問題があるかもしれないと感じないわけではありませんが、 倫理の普及に役立ち、かつO君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。 以上の点をご理解いただき、文章の取り扱いにはご配慮をお願いします。 職場の教養をあらかじめ読んで朝礼に備える方のために、職場の教養を毎月1日にまとめて掲載しておきます。 左のカレンダーから1日をクリックしてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年10月21日 09時50分35秒
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