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カテゴリ:職場の教養
11月16日(金) 危機管理
企業を取り巻く不祥事が相次いでいますが、ふだん何気なく働いている私たちの周囲にも、事故やミスを犯す危険性はたくさんあるでしょう。 失敗の直接的原因になる行動の奥には、精神的な原因があります。失敗を起こす第一の原因は「慣れ」です。人間は環境への適応力が高い生物ですが、危機的な状況にもいつの間にか順応し、危機への感度が弱くなってしまいます。 環境適応業と言われる企業も、こうなっては本末転倒です。「分かっているさ」という過剰な意識、傲慢さが悪しき慣れを引き起こします。 第二の原因は「忘れること」です。忘れたころにやってくるのが思わぬ事故。過去に貴重な失敗を経験していても、その時の思いを忘れてしまった時が危ない時です。失敗の忘却こそ、心の緩みの元凶となります。 悪しき慣れと失敗の忘却を防ぐには、朝礼の活用も一つの方策でしょう。単調になりがちな朝礼も、参加者の意識と工夫次第で充実したものになります。 朝礼で適度な緊張感を育み、心を引き締めて仕事に臨みたいものです。 今日の心がけ●緊張感を持ちましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。許可を得ずに掲載しております。取り扱いにはくれぐれもご配慮願います。 職場の教養をあらかじめ読んで朝礼に備える方のために、職場の教養を毎月1日にまとめて掲載しておきます。 左のカレンダーから1日をクリックしてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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