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カテゴリ:職場の教養
12月30日(日) 方向転換
仕出し・弁当の店を夫と共に経営しているA子さんは、繁忙期を前に全身の倦怠感を覚え、病院で診察を受けて急性肝炎と診断されました。 「何で私が、こんな大事な時期に・・・」と思いましたが、しばらくして静かに最近の自分を振り返ってみました。 夫は各種団体の世話人をしていて、恐ろしく多忙な人。「少しは店のこともやったらどうなのよ」と不満がつのり、爆発寸前だったことに気がつきました。 そこで「ああしてほしいと夫に要求するだけではなく、私が夫に何をしてあげられるのかを考えよう」と方向転換をすることにしたのです。すると気持ちが楽になり、退院後は気分爽快で仕事に復帰することができました。 一ヵ月ほど経ったとき、以前からA子さんが<こうあってほしい>と願っていた夫が、そこにいたというのです。 自分が変わっただけ相手も変わる。人間関係で行き詰ったとき、心のチャンネルを変えてみることは、問題を解決する最大の知恵かもしれません。 今日心がけ●自分に何ができるかを考えましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。 著作権は社団法人倫理研究所にあります。 掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、 トレーニングのために入力してくれているものです。 こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。 やりがいと喜びは継続の源泉になっています。 著作権に問題があるかもしれないと感じないわけではありませんが、 倫理の普及に役立ち、かつO君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。 以上の点をご理解いただき、文章の取り扱いにはご配慮をお願いします。 職場の教養をあらかじめ読んで朝礼に備える方のために、職場の教養を毎月1日にまとめて掲載しておきます。 左のカレンダーから1日をクリックしてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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