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カテゴリ:職場の教養
6月13日(金) お前はお前だ
平成十七年に、乗客ら一〇七名が死亡したJR福知山線脱線事故。二十二時間後に救出された林浩輝さんが、今春、大学を卒業しました。 マンションに突っ込んだ快速電車の、先頭車両に乗っていた林さん。自宅から大学へ通う途中で事故に遭いました。 意識が戻ったのは約二週間後。両足を切断し、車イスで復学しました。しかし友の手を借りることが増え、負い目を感じていた時、「同情で付き合っているわけじゃない。どうなろうとお前はお前だ」との言葉に、ためらいは消えました。 四月からは広告代理店に勤め、新たな人生をスタート。「失ったものは大きいが、事故があったから今の自分がある。自分だからこそ伝えられるメッセージを届けたい」と語ります。友のストレートな言葉が、林さんを支えたのです。 人の持つ温かさに触れたり、自己のあるがままを受け容れられた時、人間は成長し、器がひと回り大きくなります。私たちは周囲の人の成長を手助けできるよう、言葉を磨かなければなりません。 今日の心がけ●言葉を磨きましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。許可を得ずに掲載しております。取り扱いにはご配慮くださいますよう願いします。 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年06月13日 04時44分10秒
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