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カテゴリ:職場の教養
2月14日(土) わが社の強み
国内有数のタオル生産地として知られる、愛媛県今治市。かつてタオル業界は安価な中国製品に押され、売り上げが伸び悩んでいました。 関係者は斬新なデザインを期待し、東京の有名アートディレクター・佐藤可士和氏を招聘しました。工場を見終えた氏は、「高い技術があり、かつ素材が良い。もともと無いものを付け足すのではなく、ブランド品としてさらに磨きをかけるべきだ。高級感あふれる無地の白いタオルが良い」と強く主張したのです。 白地の高級タオルなど売れるものかと思いつつ、熟練者がタオル地のさらなる改良を重ね、最高一万円のバスタオルができあがりました。 生産者自身が忘れていた、技術と素材の良さを前面に打ち出した今治ブランド。吸水性と肌触りの良さが消費者に認められた形です。 素材の良さを活かすことが大切なのは、商品だけに限りません。人や組織にも独特の良さがあるはずです。自分の良さはどこか、自社の強みは何か。日々再発見に努め、磨きあげ、活かしていきたいものです。 今日の心がけ●良さを活かしましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。 朝礼に利用するととっても効果が高いと思います。 書店では売っていません。倫理法人会に入会すると毎月30冊もらえます。 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年02月08日 22時57分23秒
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