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カテゴリ:職場の教養
5月17日(日) 人の喜びで心豊かに
M氏は民間住宅に住んでいましたが、家賃の高騰などもあり、公団住宅に入りたいと願っていました。しかし抽選に通ることなく、二年が経過していました。 そんな折、会社の同僚が、同じような住宅の問題で氏に相談を持ちかけてきたのです。氏はすぐに公団への申し込みを勧めました。 六ヵ月後、その同僚から「当選しました」という報告を受け、M氏は愕然としました。<何で彼だけが・・・。教えなければよかった>というのが正直な思いです。 しかし、同僚は顔を合わせると「Mさんのお陰で」と決まってお礼を言うのです。その度に、先を越された悔しさは薄らぎ、逆に喜びが増してきました。 ようやく一年後、Mさんも当選することができました。一年前に、同僚の喜びを我が喜びとした出来事は、Mさんにとって大きな転換点となったようです。以来、心の幅が広くなったと感じているMさんです。 他人の成功体験などを素直に喜ぶことは、実際なかなか難しいものです。しかし、その喜びを自分の中に吸収できた時、心の成長は確実に進んでいくのです。 今日の心がけ●共に喜びましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。 掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。 こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。やりがいと喜びは継続の源泉になっています。 著作権に問題があるかもしれないと感じないわけではありませんが、 倫理の普及に役立ち、かつO君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。 以上の点をご理解いただき、文章の取り扱いにはご配慮をお願いします。 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。 毎月20日を過ぎたら翌月分を20日に取りまとめます。新しい月になったら20日掲載分は削除します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年05月17日 10時39分11秒
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