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カテゴリ:職場の教養
8月13日(木) お辞儀の心
中国四川省のイトーヨーカ堂,成都店では、毎朝、店頭に行列ができます。 「日本のノウハウで成功は確実」と期待され一九九七年に出店しましたが、オープン当初は、知名度の低さで厳しかったと総経理の三枝富博氏は言います。 例えば深々としたお辞儀をはじめとする日本流の顧客サービスの導入は、中国人社員には受け入れられませんでした。 文化の違いから「売ってやる」という意識が強く、氏が見ていないとお辞儀をしない社員が多くいたため、氏は社員と一緒にお客様にお辞儀をし始めました。 社員との距離が縮まった実感した五年目のこと、社員のお辞儀が自然になり、売り場では改善提案も出始めました。その成果によって、昨年の四川大地震の時も、地震発生の翌日に社員一丸で営業ができるほどに成長したのです。 現在では、年間来客数が地域トップとなり、三枝氏は昨年の中国「流通業界の功労者三〇人」にも選ばれました。十年以上単身赴任の氏が<社員も家族>との思いで接した結果、心を開かせることができたのです。 今日の心がけ●熱意をもって事にあたりましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所発行の月刊誌です。効果的な朝礼の仕方などが書いてあります。 入会すると毎月30冊送ってもらえます。お問いあわせはお近くの倫理法人会まで 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年08月13日 05時57分53秒
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