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カテゴリ:職場の教養
11月17日(木) 責め心は役に立たず
人は必ず良い面を有し、同じくらい至らない面を持ち合わせています。 職場において、ある人のマイナス面が現われて、チームワークが乱れたり、叱責されることもあるでしょう。しかし、後で振り返ってみると、その出来事によって、かえって職場環境が向上したことに気づく場合があります。 そう考えると、社内で発生するすべての出来事は、なくてはならない喜ぶべき事象だ、と捉えることもできるでしょう。 何か困った問題が起きた時、言葉を発しなくても、心の中で相手を責めたり、追求するばかりでは、職場全体の成長にはつながりません。 それよりも、「他者は自分の気づかぬ心の癖や偏った内面を鏡のように映し出してくれる存在だ」と捉えてみましょう。マイナスに思える事柄が、実は、改善面を示唆してくれる感謝の対象なのだと受け止めるのです。 ミスを指摘したり、教育的指導を施し合うことは大切ですが、咎めるのではなく、「もっと良くなる」という視点を持ち合わせたいものです。 今日の心がけ◆責めるよりも再出発の機会と捉えましょう 職場の教養は一般社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。著作権は(一社)倫理研究所にあります。 掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。 こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。 やりがいと喜びは継続の源泉になり、2001年5月から現在までずっと続いています。 著作権に問題があることは承知していますが、倫理の普及に役立ち、 かつO君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。 以上の点をご理解いただき、文章の取り扱いには配慮をお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016年11月17日 10時19分19秒
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