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カテゴリ:職場の教養
11月21日(月) 事前対策
「備えあれば憂いなし」といいます。いつ何があっても慌てずに対処できるよう備えることが繁栄や成功につながることは、誰しも想像できるでしょう。それでも、実行している人は、案外少ないものです。 宮城県のT市で、割烹寿司店を営むI氏は、二十四歳で独立以来、他人の倍働くという親ゆずりの誠実さで、押しも押されぬ繁盛店をつくりあげました。 そのI氏の商売の原点が、明治生まれで働き者の父親から学んだ「事前対策」という生き方でした。 I氏の父親は、名家の婿養子となりますが、「盲腸で仕事を休むようなことがあってはいけない」と、その家に入る前に、盲腸の手術を受けたそうです。 仕事に対するその覚悟のほどを、I氏もまた自らの鑑として取り入れ、車の給油は常に準備しておくなど、徹底して実行してきました。 その甲斐あって、商売の危機を何度も乗り越えることができたといいます。まさに父の姿を自らの魂に刻み付けた実践の成果といえるでしょう。 今日の心がけ◆先々を読んで行動しましょう 職場の教養は一般社団法人倫理研究所の月刊誌です。 日本各地にある倫理法人会では、毎週「モーニングセミナー」が開催されます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016年11月21日 05時34分48秒
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