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カテゴリ:九州の話題
昔から九州では半導体関連企業の進出が盛んであり、
『シリコンアイランド』とも呼ばれています。 そんな中で台湾の世界的半導体メーカーであるTSMCが、 熊本県菊陽町に進出することが決まっており、 現在建設中の新工場が2024年から稼働することになっています。 これに合わせて九州各地でも半導体関連企業が続々と進出を決めており、 九州の経済発展に大きく関わってくることになるのではないかと思います。 そんな中、佐賀大学で半導体の材料にダイヤモンドを使った 『パワー回路』と呼ばれる電子回路を世界で初めて開発したと発表しました。 実際に開発したのは理工学部の嘉数(かすう)誠教授で、 基板と金のワイヤーで回路に繋ぐことで、190時間の長時間連続で スイッチの高速オン・オフを繰り返しても劣化が見られなかったそうです。 ダイヤモンド半導体を使ったパワー回路は、 ・電力のロスが少ない ・熱や放射線への耐性に優れている といった特徴を持っていることから、 電気自動車や人工衛星の部品としての利用が期待されています。 政府はコオロギなんかよりもこうした優れた技術に多大な投資を行って、 日本が半導体技術で世界一の座を獲得できるようにすべきだと思います。 そして九州がその先端技術を担い、他の地域をけん引するまでになってもらいたいですね。 それでは、今日はここまで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年04月18日 22時45分42秒
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