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2006年08月28日
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カテゴリ:紫Goods
 何でも勝ち負けにすればいいというものではありませんが、土日、鷲さん鴎さんに完全勝利したのは、シャガールさんでした。きのうの青森県立美術館入場者数は、5686人!
 上の看板の→のほうに白~い建物が建っておりまして、そこが県立美術館。→の反対側に2日通った私も、おとといの入場者の一人でした。

 2番入り口から入りまして、まず入場券(シャガール展+常設で1800円なり)を買いますと、後ろにエレベーターがありまして、いきなり地下2階におろされます。このエレベーター、乗ったときと反対側が開くので、私のようなぐーたらですぐあちこちに寄っかかりたい人は、挟まれたりしないよう要注意です。
 地下2階へ着きますと、右が常設展示「青森コンプレックス」、左が開館記念展「シャガール『アレコ』とアメリカ亡命時代」の入り口。私は早速、シャガール展のほうに行きました。きょうはこちらの感想です。

 入りますと、心の準備も何もないまま、いきなりアレコホール。四方
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     歩く人歩く人歩く人歩く人歩く人歩く人歩く人
の世界。バレエ『アレコ』舞台背景画全4幕、世界初そろって展示であります。
 実物は、シャガールさんには大変失礼ですが、写真などを見て思った以上に、ちゃんとした絵でした。筆の運びが見えると全く大味な絵ではなく、緻密なところは大変緻密だなと思います。
 絵は各々上から6本のワイヤーで吊っており、来る前はフィラデルフィア美術館にある第3幕「ある夏の午後の麦畑」(オレンジ系で太陽があるもの)が一番いいかなと思っていたのですが、実際の印象は第4幕「サンクトペテルブルグの幻想」(全体に黒くて馬がいるもの)がいいなと思いました。
 ここでピアノ演奏会をしたというニュースを以前見ましたが、私がここで何か変わったことを考えるとすれば、寝袋持参で一晩泊まってみたいです。それか、地上2mから上に吊ってある絵をちょっとおろして、逆円形劇場で、お客さんを真ん中にして、4幕それぞれの前で実際にバレエダンサーに踊っていただくとか。これはちょっと狭過ぎるかな。
 
 アレコホールを出ますと、同時の映像が上映されておりまして、昔の白黒フィルムなので、人が異常に速く動いていたりするのですが、後ろに馬とか猿がいると、ああ、これに映っている本物をさっき間近で見たんだなあと、ちょっとした歴史の立会人になった気分になりました。
 その次がアレコ下絵の部屋で、衣装デザイン画を中心に67点。
 次の順路がアレコ衣裳部屋で、ネットの向こうをステージに見立て、当時(1942年)の衣装がそのまま展示されております。
 シャガールさんみずから布の上に柄を描いた衣装は、特に女子のが大変かわいらしく、これは浅田真央選手に、これは中野友加里選手に、こっちの黒だけでかいたのは浅田舞選手か太田由季奈だな、上が楽器になってる男子衣装は織田信成選手かなとか、あちこちで「ジプシー」という文字を見れば村主章枝選手だろうとか、なぜかフィギュアスケート選手をはめてしまう私でした。

 私も趣味で服などをつくったりするので、衣裳部屋でシャガールさんがすごいと思ったのは、同じ服の中の格子柄でも、ちょうちん袖は縫ったあとに描いているように見えましたが、ギャザースカートは、どう考えても身頃にくっつける前でないと描けないので、衣装の形ができてからちょいちょいと描いたのではなく、衣装づくりにぴったり張りついていたであろうことです。
 衣装に関しては、女子のは下書きから大変きれいで気合が入っているように見えましたが、それに比べると男子はややどうでもいいような感じが、シャガールさん男だなと思いました。

 あとははしょってしまいますが、『火の鳥』下絵、十字架にかけられたキリスト様関係、その他もろもろ、私はシャガールさんの描くお花が好きです。戦争が絡んだ時代に関する展示ですが、お花を見ていると救われます。

これは今回のシャガール展にはない絵ですが、私がお花が好きというのをちょっと感じていただけると思います。 
シャガール「紫の鶏」シャガール「紫の鶏」





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最終更新日  2006年08月28日 23時06分08秒
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