テーマ:大河ドラマ『平清盛』(470)
カテゴリ:見たものなど
『平清盛』第27回「宿命の対決」
宿命だからというより信西さんを殺されたから対決しているのはともかく、結果は清盛さんのフォール勝ちでした。 昔は超肉食御曹司義朝さんに対しヘタレ御曹司の清盛さんでしたが、平氏のほうが毎日おいしい物を食べているので、パワーに勝ります やっと生きた、松ケンの幸せ太り いや本当。 多分絶対、このドラマにおける少年期の清盛さんは、もっと切なくいじらしく描きたかったはずなんですよ。 ♪あそびを せんとや… の歌を 切ないの押し売り装置にして、できれば特に女性視聴者の心をキューッとつかみたいと思って。 ところが折しも松ケンさんのプライベートは幸せいっぱいそれ自体は大変めでたいことではありますが、 少年こんなに胸厚くないし 全然切なく見えません。 「自分はいったい何者か」の苦悩でさえともかく若さを爆発みたいにならざるを得ず、いきなり描きたいように描けてないんだな、この清盛。という印象をずっと持っていました。つかみに失敗したので視聴率苦戦してんですよ。 というわけで、♪あそびを せんとや… は今様好きの後白河ちゃんに譲って、清盛義朝対決場面ではついに流しませんでしたが、それでよかったと思います。 しかしゴシちゃんもまたエキセントリック過ぎて切ないルートに乗ってくれないので、また別のところに送らないとやってられないでしょう、せっかくメインテーマに入れている切ないの押し売り装置。 最終的には滅びる予定の清盛の子供たちに渡るんだと思います。誰が誰やらわからなかったのが、だんだん個性が見えてきました。晩秋にあれが流れたら、彼らに愛着がわいていて、わーっと泣けたらいいんですけどね。そうなってくれるでしょうか。 また来週 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年07月09日 23時59分24秒
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