テーマ:フィギュアスケート(3606)
カテゴリ:on ice
フィギュアスケート男子シングルの羽生結弦選手が「決意表明」ということで会見を行い、今後は競技会つまり試合に出場せず、プロとして活動する旨を明らかにしました。
羽生選手は会見の中で「プロのアスリート」という表現を何度かされ、この「プロのアスリート」の定義が“これまでにない”と感じました。 私が他競技で知る「プロのアスリート」というのは、実業団に所属し社業を行いながら練習し競技に出場しているアマチュアアスリートに対しての、スポンサーから資金を得て社業を行わず競技の活動に専念しているアスリートのことで、世間一般も大体そのような捉え方なのではないかと思っています。 一方で、これまでのフィギュアスケートにおけるプロというのは、競技スケーターに対して、競技を引退したショースケーターを指し、競技力から表現力に重きを置いて精進しているスケーターのことでした。 羽生選手の場合、所属のANAの社業はほとんどされず、他社のCMにも自由に出演し活動資金を得て国内外で練習し試合に出てきたという意味では、既に「プロのアスリート」であると思っていたので、ここで「プロのアスリート」という表現が出てきたことに驚きがありました。 羽生選手の栄光に満ちた競技生活は皆様ご承知のとおり。試合に出て採点される立場でなくなっても、これからも4回転アクセル(4A)の完成を含め、競技力を磨いた演技を観客に見せていく、それが羽生選手の「プロのアスリート」としての歩みなのだという決意表明であり、自らに課したハードル上げ過ぎていないか?と心配なくらいですが、故障に気をつけ健やかに描いた道の実現に邁進していただきたいと思います。 オレゴン世界陸上。男子走り高跳び真野選手8位日本選手初決勝過去最高位!女子マラソン松田選手9位、日本から1人になって心細い上に40キロ一人旅で地道に前を抜いていく展開になり、声援を受ける米国勢にすぐ前で粘られて惜しくも入賞ならず。しかし日本女性の芯の強さを体現する頑張りに、最後まで見てしまいました。それにしてもコロナの選手が短距離勢まで及び、症状がある選手も多く一日も早い回復をです。男子200m上山選手飯塚選手準決勝へなど。 豪雨の地域ご安全に。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年07月19日 23時04分53秒
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