カテゴリ:日本でのつれづれ
日テレのドラマ「Mother」が昨日で最終回を迎えた。
子どもの虐待や家族関係のとても重いテーマのドラマだった。 しかし、ストーリーは暗くなりすぎることなく、淡々としながらも心に訴えかけるものがあり、どんどん引き込まれた。 なにより、子役の芦田愛菜ちゃんの5歳(最近6歳になったばかりとのこと)とは思えない素晴らしい演技に心をがっちり掴まれた。 すっかり熟年世代になった田中裕子の抑えつつも深々と伝わってくる演技もさすがだ。 無理矢理な形での単純なハッピーエンドに終わらせなったのも良かったんじゃないかと思う。 結果的に、大人になった継美と再会できたのを匂わせるカットで、現実的なハッピーエンドになっている。 毎回、涙無しでは見られなかったが、最終回の最後の方で鳥が群れをなして飛ぶ青い空を別々の場所で二人が見上げるシーンには、何とも言えない、ある意味爽やかな感動を覚えた。 久しぶりに、単なるエンターテイメントでない、骨太の素晴らしいドラマを見せてもらって、ありがとうと言いたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.06.25 01:16:19
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