霧島神宮からさらに山を登ったところにある宿「Villa Montpetre（ヴィラ モンペトル）」
に泊まった時のことである。
元は「ペンション遊鹿霧」という名前でリニューアルして今の名前になったみたいだ。
貸切風呂付きの部屋にリニューアルしたので当然料金も上がったんだろう。
今回宿泊したのは高齢の母と一緒なので１階のバリアフリーの部屋。
部屋
部屋付きの露天風呂
部屋はまあまあ、風呂は硫黄泉かけ流して良い。
他に２階から延々と急な階段をさらに上ったところに貸切風呂や
コテージがある。高齢者には絶対に無理だと思う。
食事は”フレンチ”と期待しない方が良い。
普通の洋食。私でもこれくらいなら普通に作れると思った。
百歩譲ってここまではまだ良しとしよう。
しかし、この宿には宿として致命的な欠陥がある。
それは”人”。
部屋に置いてある宿の案内には「家族経営なので高級旅館のようなサービスはできない」と
ある。
まあ、それは了承するが、できるサービスはするべきだろう。
まず、出迎え。
駐車場から宿の入口まで急坂で高齢の母はひいひい言いながら歩いていた。
ようやく宿の入口に着き、玄関で靴を脱いでいると奥のカウンターの向こうに
おかみさんらしき人がいる。
こっちを見ているが出迎えにも、荷物を持ちにも来てくれない。
他に客もいないのにだ。
嫌な予感。。。
チェックイン時に宿泊費も前払いなのはペンションだからか？
料金はすでにペンションレベルじゃないけど。
晩御飯は何時にしますかときかれて母にどうするときくと
即座に、おかみさんが「何時にするの？６時？７時どっち？」と
ため口でびっくりした。
更に嫌な感じ。。
食事の時のサービスも話をしたらなかなか立ち去ってくれなかったり
かなりうざかった。
母も辟易していた。
翌朝チェックアウトする際も、駐車場まで荷物を持ってくれることもなく
玄関でさようならだった。
この日は私達しか宿泊客はいなかったにもかかわらずである。
この宿はリニューアルして料金は霧島では高めのレベルだと思うけど、
サービスは民宿レベルだと思う。
民宿の安さを求める層には高すぎるし、
この料金を払っても良い層にはサービスが雑すぎる。
あと、ホームページにはコーヒーが好評とあるが、
紅茶かと思う位薄くてまずかった。
コーヒー好きの母も「こんなまずいコーヒーは久しぶりだ」と
飲み残していた。
再訪は絶対ないな。
