テーマ:好きな絵本教えて下さい(711)
カテゴリ:絵本・童話・児童書
学校の図書館などで必ず見かける名作の中の一冊。
ご紹介する間でもなく、ご存知の方も多いのでは? 私も小学生の頃に読んで、とても怖く悲しかったのを覚えています。 で、子供達にも一度は読んで欲しいと思い、借りてきました。 大きくて立派なだちょうのエルフは、子供達が大好き。 いつも子供達を背中に乗せ、草原をゆっさゆっさとドライブ。 みんなの人気者でした。 ところがある日、子供達の遊ぶ近くにライオンが現れ大騒ぎ。 逃げ遅れた子を助けようと立ち向かったエルフは・・! 勇敢にライオンと戦ったエルフですが、 その時片足を食いちぎられてしまいます。 動けなくなったエルフはだんだんとみんなから忘れられていく。 手のひらを返すように・・・実社会でもよくある話ですね。 それでもエルフは子供達が大好き。 動けない体でもなんとかして助けようとする。 そして命尽きる時、エルフは一本の大きな木へと姿を変えるのです。 ・・・ここがね、子供心に鮮烈に残ってたんですよ。 怖かったなぁ・・ 読み終えた娘が一言、「なんで木になっちゃったの?」 なんでだろね、草原の中の一本の大きな木。 大人になってふとした時に思い出し(もしくは自分の子にでも 読み聞かせながら)、答えに出会えるといいね。 かたあしだちょうのエルフ 著者:小野木 学 ポプラ社 おはなし名作絵本 1970年10月発行 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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