カテゴリ:コミックス
物怪が視える姉・静流と、憑かれやすい妹・瑞生。
2人は親元を離れ、祓う事のできる祖父と暮らしていた。 広報委員になった瑞生は、祖父のカメラを借り撮影中、 迷惑な風にまとわりつかれる。 その時、瑞生は1本の棒を踏んづけ・・・。 今回のカバー裏表紙には、イタチっぽいのが2匹。 ダンナもそれがかわいかったと言うので、 期待しつつ読書スタート(笑) 最初の話は、「ツエザクラ」。 瑞生が踏んだ棒には布が巻き付けてあり、 彼女はそれを厄除けの杖として使い始めます。 けど、やっぱり学校に持っていくのは別の意味で危険だよね。 瑞生が手放そうと決めた時、祖父の言う言葉は重みを感じます。 そうだよ、親はいずれ死ぬんだよ・・・。 「ヒヨリモウシ」は、静流のクラスメイトの話。 雨を願う野球部の高梨と、晴れを主張する静流の友達・芙美。 芙美ちゃんって子は、マイペースで結構ハチャメチャなんだけど、 人の心を踏みにじって・・・って訳じゃないのがいいですね。 最初は「何、この子?」って思ったけど、今は割と好きかも。 「ロクサン」は、進路を迷う静流と旧家の跡取り娘の話。 今どき跡取りなんてって思うけど、親との同居って意味では、 私もできれば将来独りにはなりたくないと思う。 「家」守る必要はないけどね。 ただ、こんな守り神(屋敷神)はイヤだな(--;) 「ヤマウバ」は、修学旅行に来た瑞生の話。 憑かれやすくて普段遠出をしない瑞生、 カメラ片手にはしゃいでいると、おっかねぇ婆さんが現れて! 婆さん、良い人のようでそうでもないようで、 不思議な存在ですね。瑞生はまだまだ子供、 これからもっと色んな事を学んでいくのでしょう。 「カマイタチ」は、どんなに切ろうとしても切る事のできない 瑞生を相手に、カマイタチが鎌を振り回す話。 あぁ、確かにかわいいよ、カマイタチ/// 兄貴分の性格悪そうな奴と呑気そうな奴の2匹出てきますが、 私ゃやっぱり兄貴分の方が好きだな。目つき悪くてw これを懐かせるのは難しそうだけど、「ロクサン」に比べれば 遥かにコッチの方が身近に欲しいです。 ・・・って、ペット扱いは失礼だな☆ もっけ 著者:熊倉隆敏 講談社 アフタヌーンKC 5巻は2006年1月発行 ![]() ![]()
Last updated
2008/12/16 03:46:26 PM
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