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カテゴリ:日本語で話そう
20日取り合えず娘の結婚式に出席する海外からのお客様は無事着いた。
ドイツからのお客さんも無事到着していることを願って! そしていよいよ21日結婚式のながーい一日の始まり! 朝7時みなで食堂(なだ万)に集合して朝食を食べた。 新郎方の親戚もたまたま同じレストランのようだ。 でも、相手のお母さんがいない!洋食レストランに行ったのかな?もし~かして、親は忙しいから食べてなんていない?急に罪悪感に苛まれ始めた。 そうだよねこれから着付けだもの、帯が締まったら苦しいよね。でも、帯を締めたら今度はいつ食べられるか分からないものね、と心の中で言い訳しつつそれでも食べる花嫁の母。 ![]() 7時30分、美容室に駆け込んだ。どうして花嫁より準備が早いの? 「私はドレスだもの」と娘が答えた。 髪を結ってもらい、着物を着せてもらう。ダイエットに失敗しているからな。 昔仲人した時、某有名ホテルの着付けさんに、「この帯短いですね」と言われたトラウマが頭に浮かぶ。あの遠回しな丁寧な言い方がまた再びの恐怖になって襲いかかった。 しかし何も言われず、帯に関しては。「腰紐コメに結んでもいいですか」とは言われたが・・。ちょうちょ結びには足りなかったのね。 今頃は部屋に置いてきた母を妹がピックアップしていることだろう。 ホテルのロビーでうろうろしていると参列者の何人かにあった。ここから挨拶・接待開始。 花嫁の母だもの。 夫と合流し親族控え室へ行くも誰も居らず、だだっ広い控え室で待つも誰も来ず、横の宴会場を覗く。 準備万端綺麗に飾り付けられた宴会場が主役とお客を待っていた。 ![]() これはパーティスタイルの写真。会場はここ、披露宴スタイルは白いカバーで覆われて。 そうこうしている間に親族がそして花嫁と花婿が入って来た。 そこで突然母が感極まって泣き出した。手には例の父の写真が・・。 この先どうなることか・・。 落ち着かせるためにひとまず新郎新婦と母と父(写真)の記念撮影をする。 飲み物は桜茶。 ![]() 写真など撮っている暇はなかった。 花嫁の母だもの。これは我が家で撮った写真。 そして1Fの海の見えるチャペルに移動。 外に取り残された夫と花嫁を置いて着席。何処にみんないたのと思うぐらいたくさんの参列者が座った。一番前の席に私と次女。 「どうしよう、泣けそう」と次女が言う。 ドアが開き、夫と娘が入ってくる。 何か歩きがぎこちないような? 泣いてこそいないがいつも自信に満ち溢れている夫がなんだか今日はしょんぼり小さく見える。娘のヒールたけ10センチのハイヒールのせい? バージンロードを歩いて祭壇の前で手袋をした娘の手を新郎にいやいや渡した・・・様に見えた。 そして次女より先に感極まって涙ぐむ花嫁の母であった。 それにしてもなんとうれしそうにしている娘であったことか。 賛美歌までうれしそうに歌っていた。 そしてまだまだ花嫁の母の長い一日は続く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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