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テーマ:楽天写真館(354977)
カテゴリ:イギリス旅行2012.10
コツウォルズに行く前日、私たちはオックスフォードの街も見学した。いろいろと大学や教会を見学して歩いた中に、セントメアリー教会が有る。その尖塔の中間の外のテラスからはモートンカレッジやクライストチャーチの大学の有る街が一望できるのだったが、そこにたどり着く為には狭い螺旋階段をぐるぐるぐるぐる登らなくてはならない。 息切れ。 ロンドンの有名スポット、セント・ポール寺院のドーム外の展望台も然り。 ぐるぐるぐるぐる350段。 息切れ。 もう150段ぐらい登ると金の回廊に行くことが出来、さらにいっそうロンドンの街の眺めが良いはずだが、 ギブアップ。 イギリスの階段はどうしてこう皆螺旋階段なんだろう。 ロンドンでの或る夜、ナイツブリッジのポルトガルレストランで娘と娘の友人2人と食事した。 イギリスの地方都市の大学で教鞭をとっているイボンヌとは英語で会話、双子のお姉さんの方の上海で働いているエミリーは日本留学中など何回も我が家に来ていたのでその時と同じで日本語での会話。 その夜のレストランのウェイターもひょうきんで、サービス精神旺盛で楽しい食事だった。 翌日の夜、私たちは今度はコベントガーデンの地下鉄駅で待ち合わせて、5人で同じミュージカル「マチルダ」を見に行った。 問題はそのコベントガーデン駅。 家を出た私と夫、地下鉄を乗り換えてコベントガーデン駅に着く。 若者が好きな町の中心街。 駅の地下のホームは降りた人でごった返して身動きが出来ないくらいだ。夫と逸れないようにするのがやっと。 Way out(出口)の方に移動すると皆がエレベーターの前に押し合いへし合いしている。 こういう時日本だったら諦めて階段で上ってしまう。 そしてその時もそうした。 階段は一本の軸を中心にぐるぐる回る螺旋階段。 日本のように踊り場で折り返しではない。狭いスペースの有効活用だ。 したがってステップの一枚一枚も三角になっていて、中心近くはつま先でも足を乗せられない。 ところどころで、階段の途中で身を擦り合わせるようにして、お先にどうぞと休憩を取っている。それもそのはず、たぶん地下5階ぐらいの深さから一気に登って行く階段なのだ。 階段を選択してしまった観光客は、一様にその選択を呪いながら、途中休憩で息を整えながら、びくびくいう心臓をなだめなだめ階段を登っていた。 そうだった、何年か前、トッテナムコートのホテルから大きな荷物を持って地下鉄で日本に帰るという日、トッテナムコートの地下鉄駅がクローズになっていて、このコベントガーデンまでガラガラ荷物をひっぱて来てエレベーターで深い地下まで下ったのを思い出した。 思い出すのが遅かった。 やっとの思いで外に出ると、まだ待ち合わせの双子ちゃん達は着いていなく、 旅行中ほとんど降らなかった雨が降っていて、傘をさした若者たちがたくさん待ち合わせをしていた。 セントジェームス公園、木の下には秋サフランの花 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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