第22回 渓流解禁前にウオーミングアップ
23日の天気は強い冬型の気圧配置になり、海上は大荒れ・・)゚0゚( 海がダメなら川があるさと渓流解禁前の腕慣らしに岡山・勝田町の「右手養魚センター」に報知新聞社の早川さんと取材に出掛けた。 美作町に差し掛かると雨がぱらぱらと降り出し、 勝田町に入るとみぞれに変わった。 そして「右手」に着いた午前10時半頃には吹雪になった。 まあ雨よりマシか ( ̄_ ̄;)と思いながら状況を聞くと「昨日、15人位の大会があり、ちょっと食いが渋かった人やまあまあだったと言われる人もおられました」と言われ、そこそこは釣れるだろうと用意した。 昨日の雨で川は増水していたからマスごとに区切られたポイントの中でも水深があり、流れの緩い場所を選んで放流してもらった。 アマゴの活性を上げるのにイクラを数粒ずつ撒きながら仕掛けをセット。 風も強いからオーナーのザイト・フロロ鮎0・3号の通しに「カッパ3」の6号のハリを結び、刺し餌のイクラを3粒刺して、本流に引き込まれる反転流に投入した。 その流れが合流するポイントで目印がフッと動いた。!アタリ!とすかさず合わせるとググーッと小気味よい引きで20cm級のアマゴが上がってきた。 それを合図にアタリは続き、17~23cmを引き抜いていると、足元の岩陰から一瞬、スーッと大きな魚が出てきた。 (* ̄ー ̄) こいつを釣るぞ~と思って仕掛けを投入するが、流れが湧き上がっておりG5のナマリでは仕掛けが入らない。2Bのジンタンナマリを追加して再チャレンジ。 すると、狙いどうりのポイントに仕掛けが入った。「さあー来い」と身構えていると目印が震えた。 「よっしゃー!」と竿を突き上げると、ズンと言う感じで手元に重量感が伝わり、竿が半月状に曲がった。 下流に走られるとやばいから、素早く魚のシモ手に回り、ギュンギュンと力強い引きに耐えていると、しばらくして姿を現したのはイワナ。 それも尺(約30cm)を軽く超えた良型。 ラインが0・3号なので竿をのされないように注意しながら引かば押せ、押さば引けとばかり慎重にやり取りをした。それを数回繰り返すと、相手も疲れたようで水面に浮いたから足元まで引き寄せ、タモで掬い取った。 「やった!大きい」と思わず声が出たイワナはジャスト35cm。 \(^∨^)/ その後も寒さに耐えながら追加していったが、昼頃には指先が、かじかんでハリが結べなくなりギブアップ。 それでもクーラービクは満パンで、中身は25~35cmのイワナが5尾、17~23cmのアマゴが36尾も入っていた。 早々にリタイヤした早川さんもイワナ1尾とアマゴを13尾キープしており、解禁前のウオーミングアップは十分できた。 ここは足場もよく、隣にはトムソーヤ冒険村のレジャー施設もあるから子供連れや彼女とデートフィッシングに最適。 次回は天気のよい時、子供を連れてファミリーフィッシングに来ようと思いながら釣り場を後にした。 来週の渓流解禁は鳥取・千代川で大漁!!といきたい。問い合わせは「右手養魚センター」 086-877-2071へ ¥3000 この日の仕掛けが 竿は渓峰SX硬調4・5~5・3m ラインはオーナー、ザイト・フロロ0・3号の通し ハリはOH カッパ3の6号 ナマリはG5~2Bを使用した。今回の記事の詳細は3月2日(火)発売のスポーツ報知に掲載予定です。