山梨県北杜市 清里中央キャンプ場(2021.07)<キャンプゴハン>
キャンプのごはんを何にするかを考えるのも結構楽しいものですが、基本的には泊数に合わせてある程度決めて、家から持っていく食材、現地調達する食材というのを決め、準備することが多いです。一方で、現地で見つけたものも食べられるように1食分は何も決めずに、ご当地食材を調達するようにもしています。これ、ある意味その時次第なので、万一良さそうな食材に出会えなかったときのことも頭に入れ、缶詰やパスタなど予備の食材も持っていくようにしています。 さて、今回はアヒージョにすることに決めていたので、このために持っていったのはオリーブオイルのみ。イカ、エビ、ホタテ、ベーコン、ニンニクにマッシュルームとカマンベールチーズは近くのスーパーで購入しました。スキレットの真ん中にカマンベールチーズを置き、周りに食材を並べオリーブオイルを溢れないように投入します。 本当はちょっと辛みのためのにと鷹の爪でも入れたいところですが、うちの子も食べるので、味付けは塩と胡椒のみ。揚げるわけではではないので、オリーブオイルの温度は食材に火が通る程度、シュワシュワいう感じにキープです。真ん中に鎮座したカマンベールチーズが溶けたところに、エビやイカを絡ませれば、極上のキャンプゴハンの出来上がりです。 デザートには行きがけにシャトレーゼで買ったアップルパイです。生地のサクット感がたまりません。 続いてはBBQです。今回はグリルは使わず、焚火台で網焼きにします。火は薪を使いつつ、火加減がしやすいよう備長炭と豆炭も使います。まずは道の駅南きよさとで買った清里ハムのソーセージとショルダーハムです。 さらに、こちらも中央自動車道長坂インターからすぐにある肉のわたなべで購入した牛肩ロースと牛焼肉用のお肉です。 肩ロースは霜降り加減が半端ないです。焼き肉用も赤身に適度にさしが入ってどちらも美味しそうです。 備長炭がキチンと着火したところで、お肉と野菜を投入します。お肉は脂分たっぷりなので、炭に落ちた油から立ち上る煙に燻され、香ばしさがアップします。 道の駅白州で買ったアワビたけです。初めて食べましたが、しゃきっとした食感に味の濃いきのこです。家の近所では見かけたことがないきのこで、こういった食材に出会えるというのもキャンプの楽しみの一つです。 清里ハムのソーセージに家から持参したおにぎりを焼きおにぎりにしていただききます。こちらは薪メインで調理しましたが、薪での調理の場合、熾き状態になってから焼き始めるののが良いのですが、脂分の多い食材を焼くと、薪がまた燃え始めたりしますので、なかなか火加減も難しいです。焼きおにぎりは、焼き始めたら表面がきちんと焼けるまでは返さないこと。これをしくじると網に焼けた部分のご飯がくっついておにぎりが崩壊してしまいます。左のおにぎりがそれですが、焼いている面がきちんと焼ければ網にくっつかずに返せますので、気長にじっくり焼くのがコツです。そして醤油は最後です。これも途中でかけてしまうとおにぎりが崩れる原因になるので、両面きっちり焼けた後に醤油をかけて最後の仕上げに表面の醤油を香ばしく焼き上げれば、外はカリッと中はふっくらと醤油が染みた焼きおにぎりの出来上がりです。 さて、今回のミッションはキャンプ場でアイスが保冷できるかです。行きがけにシャトレーゼの須玉店でアイスを購入してきました。保冷は、カタログ値マイナス22℃まで保冷できるコンプレッサー式の冷蔵庫です。電源は60,000mAhポータブル充電器を2個用意し、足りなければ車から電源をとるという計画です。キャンプに到着すればケビンから電源をとりますので、実質2時間弱ぐらい車の中で電源を取れれば良い感じです。もちろん家から持参した保冷が必要な食材や途中に買ったお肉などもありますので、これも保冷しています。 温度設定はマイナス22℃。実際の表示温度はマイナス18度程度になっています。購入したアイスは一番下にいれて冷凍しないお肉などは上のほうにおいてという形で凍ってほしいものは凍らせ、凍ってほしくないものは保冷状態にということを試してみます。 さて、結果的には十分アイスが溶けることなく保冷できることがわかりました。外気温は30℃を超えていて、ケビンは室内で直射日光は当たらないとはいえ、日中は同じような気温です。その冷蔵庫で保冷しているアイスです。 もう普通に家でアイスを食べるのと変わらない感じで行けます。真夏の日光の下、キャンプに来てアイスを頬張るなんて贅沢なことです。 キャンプ場に来る途中のフジハラ製麺の製麺工場の直売で購入したお蕎麦とつけ麺をいただきます。ガスコンロで沸かしたたっぷりのお湯に麺を入れ茹でます。 茹で上がった麺は流水ですすいで冷やし、つけ汁で頂きます。つけ麺はツルツルで噛み応えもありとても美味しいです。蕎麦も風味と歯切れが良く、あっという間にいただきました。 夕暮れのお遊びタイムにはマシュマロ焼きです。XXLマシュマロはその名のとおり大きなマシュマロです。焚火で焼くマシュマロは小さいとすぐに焦げたり燃えたりと難しいのですが、こちらのXXLマシュマロは大きいので、遠火でじっくりと炙れば、表面積が大きい分こんがりとした外側に中はふわっとクリームのような食感でたまりません。ただし、中身はとっても熱いので、食べるときは十分に注意が必要です。 朝ごはんは簡単手短かにで行きたいと思います。今回はバンズをスキレットで焼きつつ、具はスライスチーズと清里ハムのショルダーハムです。しくじったのが道の駅でレタスなどの葉物野菜とトマトをか忘れたことで、簡単にとは言いつつ、ちょっと物足りない感じになてしまいましたが、ハムの旨みが十分味わえるサンドに仕上がりました。 口直しにはアイスが最高です。 こちらも朝の簡単ごはんで、スーパーで買ったお菓子のオールドファッションドーナツを焼いていただきます。外はカリッと中はふわっとで、お菓子とは思えない出来栄えになりました。