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テーマ:住宅コラム(1785)
カテゴリ:エコについて
真夏を迎えて日々30度超えの毎日だったはずが、、ここのところ梅雨時期のような雨・雨・雨・・・。ゲリラ豪雨も心配な空模様ですが、そろそろカラッと晴れて欲しいなと思います。
さて、先日タイトルの「環境首都フライブルクのまちづくり」という講演会を聞きに行ってきました。 この講演会は、club Vauban主催によるものでいつもお世話になっているオストコーポレーション北関東のY氏からのお誘いいただいたお陰で聞くことが出来ました。 内容の方はというと、 環境先進国ドイツ・フライブルク市在住のジャーナリスト・村上敦氏による講演で環境先進国と言われるドイツ、その中でも最先端を行くフライブルク市の話を主軸にして講演が進められました。 主立っては、 ○ドイツ国家としてのエネルギー政策 ○その中でも最高に厳しい基準を課したフライブルク市のエネルギー政策 ○省エネ住宅基準 ドイツVSフライブルクVS日本 ○低エネルギーハウス、ゼロエネルギーハウス、ソーラープラスエネルギーハウスの全容 ○コンパクトシティーの具体的取り組み ○日本の常識・ドイツの常識 etc... 環境と言えばドイツと言われる程、環境に対する取り組みは国家レベルで進められる国ですが、その中でも先進的で挑戦的な取り組みを早くから取り組んでいたフライブルク市は世界から「環境都市」と呼ばれるようになったそうです。 私自身も、前々からドイツの環境重視の姿勢は話しに聞いていましたが、今回その政策内容や省エネ住宅基準の内容をお聞きしてかなり目からうろこの思いでした。 確かにかなり寒い地域ですし、日本の気候と比べることはナンセンスとは思いますが、それでもかなり高い水準にある基準によくぞなりえたなと感心してしまいます。 行政の取り組みだけではなく国民の努力や環境への意識の高さを感じますし、その両者が歩み寄って取り組んでいる成果ではないでしょうか。 もちろん、日本でも環境と言う言葉はかなりの頻度で取り上げられていますが、住宅産業の中でどれだけの数の会社が、本当の意味での環境を考えた取り組みをしているかは疑問です。 高気密・高断熱 外張り断熱 Q値 C値 ・・・ いろいろな言葉が業者主導で氾濫し、ユーザーが混乱に陥っているのが事実ですね。 でも、本当に環境を配慮するのであればもっともっとわかりやくすく画一的な内容でユーザーのメリットが表現されないといけないですよね。 ドイツでは、家の性能を車の燃費のように表示するそうです。なんてわかりやすいんでしょう。 エコカーがぼんぼん売れる世の中ですから、住宅だって燃費の安いエコ住宅だったら少し初期投資が高くてもユーザーは購入しようと思いますよね。だって、お金をかけただけのメリットが見えてるんだから。 とまぁ、こんなことを書いてるのも自分への戒めと言うか(^^; 私も率先して、そんなわかりやすい性能表示をしつつ、環境配慮・省エネな住宅を設計していきたいと思います。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ よろしければ応援のクリックお願いします(^^) にほんブログ村 自然素材住宅 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ natural basic design 建築工房 蓮家~RENGE~ いつまでも価値を失うことがない家を、 ただあたりまえに家族がずっと快適に住める家を RENGEと一緒に2人3脚で創り上げましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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