|
茅ヶ崎は、貧富の分かれ目が激しい。 もとい。 茅ヶ崎という土地は、線路ないし国道1号線より「南か北か」という区切りで、かなり住んでいる人が違うのです。 簡単に言うと、南側は金持ちで、北側は貧乏です。 茅ヶ崎の人に聞いてごらん。 見事にイメージが一致するんだよ。 38度線かよっつーくらいに。 当然のように、そこに存在する保育園についても、貧富の分かれ目があるのです! ズビャァァン、貧富の差! んで、実際に南北の保育園を見比べてみると、やはりビジュアル的にわかります、貧富の差。 前にも紹介しましたが、お迎えに来ている車が違います。 高所得者の集まる南側の保育園:外車率、Lクラス率高し 低所得者の集まる北側の保育園:軽自動車率高し 他には、保護者の服装も違います。 高所得者の集まる南側の保育園:ユニフォーム(作業着、ジャージ)のまま来ている人はいない 低所得者の集まる北側の保育園:ユニフォーム(作業着、ジャージ)のまま来る人もいる さらには、迎えに来る人が違ったりもします。 高所得者の集まる南側の保育園:父、母、祖母、業者のいずれか 低所得者の集まる北側の保育園:父、母、祖母、業者に加え、祖父、中学生の兄弟 特筆すべきは、低所得者の集まる北側の保育園では、中学生が、保育園に兄弟を迎えに来ている姿をよく見かけるというところです。 60年前には小学校に赤ちゃんを連れて登校する生徒がチラホラいたというノリでしょうか。 各家庭の方針もありますし、いいとも悪いともいえないのですが…… 中学生にとっては、重労働であるのは確かです。 未就学児の兄弟を保育園に迎えに来るくらいですから、自宅においても、兄弟の世話を多分にしていると想像できます。 シッター業者に頼むと、1時間でいくらとられるか、想像してみてください。 はい、重労働です。 専業主婦の家事を労働対価に換算するとおかしな話になるのですが、家庭における子どもの家事もまた、労働対価には換算しにくいものです。 駄菓子菓子。 低所得者の集まる北側の保育園で中学生がお迎えに使役されていることを、「労働対価に換算しにくい」といってスルーするのはよくない。 仮に、 「保育園のお迎えをやったら、おこづかい月○○円あげる」 という家庭内ルールがあったとしても、それが社会の中で妥当な水準かは疑わしいです。 だって、すでに話は「低所得者の集まる」北側の保育園という前提ですから。 「高所得者の集まる」南側の保育園の家の子は、下の兄弟のお迎えなんかに行かなくても、低所得な家の子よりもたくさんのおこづかいをもらっているに決まっています。 いや、それだけじゃない。 高所得者の家の子は、お迎えに行く時間なんて使わなくていいし、その分教育を受けて偏差値を上げたり、遊んで楽しい時間を過ごしたりしています。 わーーーー! ザ・格差社会!! (TロT) どうするよ、中学生の子に 「私にも(僕にも)落ち着いて勉強をする時間があったら、いい学校に行って、違う将来の夢を描けたかもしれないな」 とかいって泣かれたら。 やりきれん! オバちゃんはとてもやりきれんよ! だからダメなんだよ~~、格差社会は~~! ↓ブルジョワジー以外にも等しく教育の機会をボタン にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.01.18 18:09:52
[労働/保育/家族問題2015以前_労働と保育-M字曲線のカチ上げ-] カテゴリの最新記事
|