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半熟ババァ-読書感想や欲しいもの-雲の彼方に('ω')ノ-

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2016.03.13
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本日は、今年に入ってから「最も萎えた本」をご紹介します。

「7つの習慣ティーンズ [ ショーン・コヴィー ]」

「7つの習慣」というアメリカの人たちが書いたベストセラーがあるらしいのですが、それを「10代向けの生き方指南本」、いわゆる「若者向け自己啓発書」にアレンジしたものです。
楽天やアマゾンのレビューも高評価なのですが、私はちょっと…。

まあ、こんな本を日本の10代が自ら手に取るわけでもなく、親が子供のために買ってレビューを書いているんですが。

それにつけても(´Д`;)
「和訳したとき特有の文章の気持ち悪さ」と「アメリカナイズ過ぎる内容」に胃もたれしました(爆)。
3日連続でミックスフライバスケット(※パン・サラダなし)的な。

和訳小説の気持ち悪さというのは、海外ホームドラマの吹き替えやTVショッピングの比じゃありませんよ!
気持ち悪くないのなんか、ムーミンやアルジャーノンに花束をなんかのごく一部の名訳作品だけでしょ。

あと、アメリカナイズすぎる内容は、もう海外ホームドラマとTVショッピングそのまんまですよ!
1センテンスで2,000kcalくらいありそうな胃もたれ具合です。

書いてあることは「夢をかなえるゾウ」と大して変わらないので、アメリカ味がくどくて辛抱たまらん人はもう、ガネーシャさま読んでほっこりしとけって感じです。
(ガネーシャさまは、夢をかなえるゾウの主役です)



駄菓子菓子!
「7つの習慣ティーンズ [ ショーン・コヴィー ]」が「最も萎えた本」たる所以はそんなことではない。

それは、「親が自分の理想を子どもに押し付ける」という典型的な例であり、この本を渡そうとする親を想像するとエゴの塊にしか見えないからです。


レビュー評価の高い本、というか、親が書いたレビュー評価が高い本ですが、日本の10代がこれを親から渡されたら、いったいどう思うのでしょうか?
間違いなく、イヤな気持ちになりますね!

とにかく、押しつけがましい。
本の内容が押しつけがましいのではなく、親が押しつけがましい。

これがたとえ「夢をかなえるゾウ」であったとしても、押しつけがましいのです。


だってそれ、
「この本、読んでみて良かったよ。君も読んでみないか?」
というものじゃなくて、実態は
「私の理想はこれです。あなたはこの通りにしなさい」

じゃん。

「さあ読め!この通りに生きろ!」と言われて、10代若者は、自分の子どもは、一体どんな気持ちになるだろうか。
いや~、それは、子どものことを考えてないんじゃないかなー。

あたかも
「私はちゃんと子どものことを考えている意識の高い親です」
と振る舞っているだけで、実態は
「自分の理想を子どもに押し付ける毒親
なんじゃないっすかね~。



私は読書を趣味と称する者として、どーせ自己啓発するんだったら子どもらに自分自身で「これが俺のバイブル!!」と呼べるような本を探してほしいですね。
よしんば、「バイブル」でなくとも「この本をぜひ買いたい」くらいの気持ちでもいいです。

その時は、1万円でも2万円でも、母ちゃんが援助します。

うちの子らはまだ小さいですが、それでも「親が読ませたい絵本」を押し付けるのではなく、「子どもたちが読みたいと思うお気に入りの絵本」と共に育って欲しいと思う次第です。


↓親が自分の理想を子どもに押し付けるために
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Last updated  2016.03.13 08:05:11
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