あんどうりす　の　りす便り

先日、といってももうすっかり前になってしまいましたが、

小学校の給食試食会がありました。

当日はカレー。

小さな小学校で、自校式で作っており、
試食会の日はカレーの匂いが漂っていました。

小さい学校だからできるのか、朝から鶏ガラをしこみ
カレー粉と小麦粉で作ってくれるカレーは
とってもおいしく、子ども達に大人気なのもよくわかります。

同じく人気なのは、こちらも鶏ガラからスープをとった
ラーメンだとか。もっとも、麺がいかにも給食のものらしいのですが。。

市販のルーやダシではなく、ちゃんとダシをとってくれているは
ありがたいです！！

おそらくこれはとっても恵まれているのだとは
思いますが、欲をいえば残念なのが、メニュー。

これは飯能市で一括で決まっているそうなのです。

飯能市も自由に決めている訳ではなく、学校給食法にそったものになっているとの説明。

給食のお姉さんによると、
生ものは消毒しなくてはいけないそうです。
３回くらい洗ったうえに薬品で消毒。。

そのほうが、なんだか危険そうな気もしなくはなく。。

お姉さんも、だから、あまり生ものはだしたくないとのこと。
なので、なんでも加熱します。

で、漬け物。生ものになってしまうんだそうです。。

発酵食品なのに。不思議。。

もちろん納豆もだめ。

それでみかんは冷凍なのかな？
柑橘類なんて時期にみあったものなら1ヶ月くらい常温でもつものですが。。。

寒くもなるこの時期ですが、冷凍パインや冷凍みかんがメニューにでています。

パインの消化酵素はマイナスとして計算には入れてはなさそうですね。

考えるだけで身体が冷えそうです。

1度に大量に購入する必要だからでしょうか。
1度パインがでてくると、けっこう、頻繁にその月にあらわれます。


地元産の野菜が多くあるのはありがたいです。
でも、野菜が高騰すると、季節に関係なくコーンが増えるのだそうです。



給食時、水やお茶は飲みません。
パックの牛乳。

計算上、カルシウムが足りなくなるから、牛乳がたえずついてくるというのですが、
その是非はおいておくにしても、ごはんの時には、水やお茶があったほうが。。

ごはんを牛乳で食べているのはやっぱり不思議な光景です。

ちなみにラーメンにも牛乳です。
せっかくおいしいラーメンなのに。。毎回、計算上の数値が足りていなくてもいいのでは？
法律をもっとなんとかできないのかなと思います。
計算上の数値よりも、とりあわせを重視したほうが。。。

もっとも、それらは以前から、そういえば指摘されていたなあと実感しました。
ずっと変わらないままだったのですね。

ラーメンには、牛乳のほか、ヨーグルトがつくことがよくあります。

乳製品がふたつも！

しかも、ラーメンとのとりあわせ。。。。

計算上、ラーメンのときは、たんぱく質が足りなくなってしまうからなんだそうです。
たんぱく質とカルシウムの数値がとれる、ヨーグルトさまさまのおでましなのだとか。。

これは、飯能市だけのセンスなのでしょうか。。

せっかく給食を心をこめて作ってくださっているのに、
なんだかとってももったいない。。。

それから、運ばれてきたとき、とってもおいしそうなカレーなのに、
バケツに入っていたのはちょっとカルチャーショックでした。

アルミのすぐに冷めそうなバケツ。
おたまのようなもので、ごりごりとるけど、全部とれるわけでもなく。

スクレイパーを期待するのは、バケツのレベルなのだから難しいのかな。。
でも、環境教育といわれているのだから、あってもよさそうと、
お願いしてはおきました。

でも、バケツなんだあ。。。。

これもここらへんが田舎だからでしょうか？

せっかく木陰のある河原にコンクリートの遊歩道つくってみたり、
上流で人が流されてきたら、ストレイナーといって、そこに
ひっかかって死亡事故がおきそうな構造の低く橋桁が○になっている橋などは
わざわざ作られたりするのに、こどもの給食はバケツ。。。

食育というのには、ビジュアル的なものは含まれないのでしょうか。。

こんなにおいしく作ってくださっているのに、毎日バケツなんだあ。。。

でも、ここだけなのかもしれないですね。

みなさんのところはどうでしょうか？