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昨日は、めずらしく小学生だけの講座を 低学年45分 高学年45分 で授業中に行ないました。
こどもだけの講座の時、緊急地震速報の実際の音を使って、音がどこかで聞こえたらすぐ避難訓練開始という気持ちで、安全な場所を探すワークショップをしています。 ですが直前まで、本物を使えるか悩んでいまして、こどもたちの状況をみてからにすることにしました。 低学年の子は、園児よりも恐怖の感覚が強く残っているように感じていたので、 実際の音を使っていいか聞いてみました。 嫌だって言う子が多かっただけでなく、耳を塞いで顔を歪めている子もいました。 だから、使わないことにしました。 ワークショップには、緊急地震速報・・なんて おどろおどろしい名前ではなく、みんなでラブリーな名前をつけようというものを入れておきました。 みんなの事を守ってくれるいい音なんだよー。音が聞こえたら安全なところに逃げる事ができるんだよ。と、ぬいぐるみを出して、ボクに素敵な名前をつけてね〜 って。 マイナスイメージでは、聞いた瞬間、体は固まるし、パニックになってしまいます。 でも、次の巨大地震は、音が鳴る事自体が奇跡で、鳴った瞬間にすぐ 全く体を動かせない揺れも来るかもしれない。 せっかく先に知らせてくれていて、その瞬間は動けるのだから、それを逃して欲しくないのです。 いっぱい素敵な名前がでました。時間が短いので、まもちゃんという 名前を採用させていただきました♪ ピロン ピロン ピロン あ。まもちゃんが教えてくれてているよ!安全な場所はどこかなー? 低学年はとっても楽しそうに、動いてくれていました。 マイナスイメージが転換されているといいのですが。 都内のお子さんたち、地震の恐怖がそのまま残っているお子さんたちが、たいくさんいるように以前から感じています。こわかった気持ちを形にできないまま抱え込んでいるのかもしれません。 あなたの中に自分で自分を守るちからがあるんだよ・・という メッセージ、どうかこども達に伝えてあげてくださいね。 防災情報をこどもに与えるだけでなく、こわかった気持ちを、時間をとってゆっくり聞いてあげる時間もとってあげてるといいですね。 みなさんオリジナルの緊急地震速報のニックネームも是非、一緒につけてあげてください!お気に入りのぬいぐるみとかキャラクターなどの具体的イメージに置換できるといいですね。 そして何より、この音を聞いて一番ぼんやりしているのは、大人です。 誰よりも率先して、安全な場所を探してみてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013年02月16日 06時48分40秒
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