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あんどうりす の りす便り

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2013年09月17日
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台風18号で母子がクルマででかけたたまま、行方不明になっています。

ニュース映像

朝日新聞記事

朝日新聞記事には、黒曽川とあります。

産経新聞記事によると
「16日午前9時ごろ、津市芸濃町の錫(しゃく)杖(じょう)湖(こ)上流の安(あん)濃(のう)川沿いの県道で、「車が流されている」という通行人からの通報があり、三重県警津署員が現場で確認したところ、無人の乗用車が県道に停車していた。車に乗っていたとみられる名古屋市西区新道、アルバイト店員、小島麻里さん(41)と長女の小学校5年、里佐子さん(10)の2人が行方不明になっており、津署では車外に出た2人が川からあふれた濁流に流された可能性があるとみて調べている。

 津署によると、小島さんは同日午前5時前に名古屋市の自宅を出発し、大阪市のレジャー施設に向かっていた。しかし、台風により主要道路が通行止めとなっていたため、津市内の県道を通って関西方面に向かおうとしていたとみられる。

 車内には膝下の高さまで水が入った跡があり、避難しようとした際に流された可能性が高いという。」

台風の時、でかけるべきかということは、一番、話題になるところだと思います。

ですが、あえて、ここでは、その論点ではなく、悪天候の時の道の選び方について、書いてみます。一番話題になるところにスポットがあてられるために、この問題が、あまり教訓化されていないように思うからです。

母子が最初通ろうとした 名阪国道や新名神などは、よく通るので、エスケープルートも考えた事があります。

この日、名阪国道は、総雨量の規制超えで、下りは亀山から天理まで広い範囲で通行止め。名阪国道は、2ヶ所、急峻な山越えをするので、そこが雨量規制にひっかかりやすいのです。

新しくできた新名神のほうは、雨でも走りやすいのですが、京都、滋賀の被害が多く、こちらも通行止めが多くありました。

通行止め情報は、日本道路交通情報センターで事前に調べられます。

通行止めが解除されるとメールで知らせてくれるサイトもあります。

出発時に 通行止めに気がついた時点で出発しない選択ができたかもしれません。ここが1つめのターニングポイント

ナビが選んだルートとのことですが、地図をみると、この黒曽川のR42は、ずっと安濃川沿いを走ります。高速道路が通れなくても一般道は通行止めにされてはいないことが多いです。ですが、道が点検されて安全だから通れるわけではありません。自己責任で通るルートになるわけですが、

それにしても、R42は、かなりハードなぐねぐね山道もあります。

地図をみていただければわかると思いますが、雨がなくても気合いを入れて入らないといけない道幅の細いカーブ連続の場所です。

リルートした際、R42の全行程を見ていたら躊躇して引き返せていたのではないかと思うのです。ここが2つ目。

豪雨の時は、通行止めされている高速道路のほうが、ずっと安全かもしれないと思う事がよくあります。

それでも、引き返せさないと選択した場合のポイント3はこちら。

あえて選ぶとすれば、R42ではなく、津ICまで伊勢道を南下して最初からR163の道幅の広い道路に入るという選択もあったかもしれません。こちらはバイパスもあり、地図上でも道路が広く、道路のチェックが頻繁に行なわれやすい場所のように思われます。

ただ、三重県の尾鷲や伊賀で増水の情報も早くからでていましたし、このルートも川沿いを走るので、豪雨の時、走ったことがない道であれば安全に行けるものか考えてしまいます。

後からはなんとでもいえてしまいますよね。ですので、、書くのも辛いのですが、ナビの選んだルートを拡大して、全体図をみて、検討をしてみて、せめて2か3で引き返せていたらと思います。

こどもが楽しみにしていること、お母さんも遠方まで頑張って運転しようと思ったのでしょうし、山道も得意だったのかもしれません。

残念ながら、クルマが増水した川にのまれそうになってしまったとしてのポイント4

記事では、クルマが膝まで浸水したとのことですが、写真でクルマは、進行方向右手に川があり、左側の後部座席のスライドドアが空いていました。そこから脱出されたのかもしれませんが、膝丈で流れがある状況で、流れに入って避難はできません。

膝丈で流される。何度も書いていますが・・忘れないでください。
アウトドア関係者はライフジャケットなしに膝上の流れる川には入りません。
増水した川はライフジャケットがあって、スキルもスローロープがあったとしてもやむをえない状況で、命が確保できる手段がみいだせないと入りません。

窓ガラスを割って、足を水につけずに屋根にうつり、近くの電信柱や木に移動する・・・・困難ですが、。膝以上の流れに入るほうが最悪なので、最後の手段として、考えられます。

行方不明のおふたりが、そうして山林のほうへ避難されていたらよいのですが・・・・。

流されていなくて水に濡れていたら、これも何度も書いていますが、濡れた服を着ていては絶対にいけません。気化熱で体温が下がりますし、台風の後は空が晴れます。放射冷却現象で夜の気温がずいぶん下がってしまいます。

車内に、クルマの日よけが足下に残されていました。あれは、銀マットやエマージェンシーシートのようなアルミ蒸着構造なので、持ってでられていたら、体に
まいておけば温かかったのですが・・。

無事、発見されることを心よりお祈りしております。小5の女の子とのこと、未来が楽しみな時期ですので。






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Last updated  2013年09月17日 19時05分11秒
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