表現の自由
つばさの党というのが選挙妨害で警視庁の家宅捜索を受けたという。党首は「表現の自由の範囲だと考えている。そうだが、人の演説中に茶々を入れるのは表現ではあるまい。立派な「ヤジ」であり、度を越せば「妨害行為」である。同党の主張らしいものを見たが、支持できる部分もある。しかし、幹事長や当主のやっている事はいかにも稚拙で、まあ子供並みの感覚としか思えない。維新も似たところがある。誤解を恐れずに言えば「品がない」のである。私の若かった頃、学生運動が激しかった。学長や理事長の吊し上げ、団体交渉、あれも似たような感覚だったかもしれないが、少なくとも発言者の発言を妨害したのは見たことがない。全て昔が良かったとは思わないけれど、こちらの発言の自由は相手の発言の自由を尊重することで初めて成立するはずだ。それが民主主義の基礎というものだろう。みっともない!