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りぃ-子’s SCRAP BOOK

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2021.01.10
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FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣 [ ハンス・ロスリング ]

しばらく前に話題になり、買っておいたのをこの連休でやっと読みました。
こんな情報網を手にしても、未だ世界の今を全く理解してない私たち・・・に驚きます!!

だって、TVでは、アフリカや中東などで戦火から逃れている子、
病気の治療を受けられない子供の為に、寄付ができますよ!
というCMは流していても、この10年でアフリカはこんなに進化を遂げています!!ってのは教えてくれないのだもの。

TV番組でも、世界の不思議や観光地を紹介しても、経済や現実的な人々の暮らしを映してはくれない。

ええーー、そういうのめっちゃ感動するやん!?観たいのに。

また、そういうの見れば日本だって、今後もっとこうしたいとか、これからどうなって行きたいとか、ビジョンを持つ子も増えるのかもしれないよね。


筆者のハンス・ロスリングさんは、精力的で優秀で行動的な医師であり、
なんとアフリカのエボラ熱の流行とも実際に闘った方だという。
(この感染を防ぐ様子、今のコロナ禍とよく似てた。
コロナ騒動が始まる前の本なのに、恐ろしい感染病と戦うのはどの時代も同じなのだ)
その際の、忘れられない悲しい後悔を吐露されていて、勇気があるなと驚いた。

自分の判断ミスで、誰かが死んでしまう。
これ程悲しく恐ろしい後悔があるだろうか・・・
交通事故とか、誰もがありうる恐ろしさではあるけれど、
彼にとってはこの本に書くまで誰にも言えない悲しみだったそうだ。

良くかけたなあと思ったけど、この本は人生の最後に死を覚悟して執筆されたと、あとがきで知った。

後悔のない人生など無いんだな。
これだけ有能は人がどんなに努力して生きてきても・・・

スウェーデンは、今や世界で最も進んだ国の一つだと思うけど、50年前までは、救いようのない程貧しい国で、かなりの人数が飢餓のためアメリカに渡ったのだと、初めて知った。

だから、当時のスウェーデンと同じ生活レベルの国が、今後どんなに進化するかどうか、思い込みでは測れないのだという。

イメージでは、アフリカ諸国はいつまでたっても貧困だけど、今、ガーナやナイジェリアはすでに生活レベルが上がり、今後の大市場なのに気づかぬ人が多いとも。
ただし、その辺は日本ではTV報道などで「中国が相当資本を入れて市場開拓してる」と聞いたことあるけども・・・

そう考えると、中国さすが。
日本は・・・?

世界的ビジョンって、どうしたら持てるのだろう。

せめて、今魅力のないTVがそういうのを発信し目で見せてくれるようになったらいいのに。





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最終更新日  2021.01.11 09:14:45
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