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2007.10.20
テーマ：ニュース(100205)
カテゴリ：ニュース
１６日に神奈川県平塚市で起きたエスカレーター事故。
首をはさまれて意識不明になっていた小学３年生が意識を回復した。  重体の男児、意識回復 平塚のエスカレーター事故（asahi.com） まず、意識が戻ってよかった。 今後も順調に回復することを願う。 この事故は、エスカレーターと保護板に首を挟まれることによって起きた。 保護板は透明なアクリルでできたよく見るタイプのようだ。 エスカレーターはあのシンドラー社。 保護板の長さが基準以下だという問題が指摘されている。 そして一部ブログでは、この小学生を責める記事がある。 私はそうした小学生を責める意見には賛成できない。 今までの報道を総合して考えてみよう。 この小学生は事故のあったスーパーにお菓子を買いに来ていた。 遠足に持っていくためだという。 しかし、エスカレーターに乗った際小銭入れから５０円硬貨を落とした。 硬貨を拾うため手すりの外側に頭を出し、事故に遭った。 確かにこの小学生は安全な場所から５０円硬貨を拾うべきだった。 しかし、この状況で多くの人間は慌ててしまうのではないか。 もし私が小学生なら、同じことをして事故に遭ったかもしれない。 だから私はこの小学生を責めることはしたくない。 現代は便利があふれている。 だがその裏には危険が隣り合わせであることをまず知る必要がある。 エスカレーターの例で言えば、乗ったら歩くべきではない。 一部には片側を開けてそこを急ぐ人に譲るべきとの考えがある。 私も長い間そう思っていた。 しかし、あるエスカレーター関係者によれば、それは間違っているという。 横から人を追い抜く行為は危険で事故を誘発するためだ。 つまりエスカレーターは追い抜くように作られていないということになる。 足は黄色い線の内側に置き、サンダルなど挟まれないようにする。 それ以前に、サンダル履きでエスカレーターに乗らないようにすべきだろう。 もちろん頭を手すりの外側に出さないようにする。 こうしたことを日頃から注意する必要がある。 また、エスカレーターには非常停止ボタンがある。 このボタンの場所は機種によって違う。 加えてイタズラを防ぐためにわかりにくい場所にある。 この記事を読んだ方は一度ボタンの位置を確認してみてほしい。 非常時に役立つかもしれない。
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最終更新日
2007.10.20 11:27:34
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