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2008.02.14
テーマ：ニュース(100202)
カテゴリ：社会問題
鹿児島で起きた公職選挙法違反事件。通称「志布志事件」。
鳩山邦夫法相はこの件について「冤罪と呼ぶべきではない」と発言。 １４日、衆院予算委員会でこの発言を陳謝した。 鳩山法相「冤罪と呼ぶべきでない」発言を謝罪 衆院委（asahi.com）  鳩山法相は冤罪について以下の定義で語っていた。
そしてこう陳謝しているという。
志布志事件では、被告１２人全員が無罪となっている。 無罪なのに「冤罪と呼ぶべきではない」と言われれば。 誰でも不愉快に決まっている。 そんなことも分からないのかこの方は。 「もし自分がこの事件でひどい取調べを受けたら」という想像ができないのか。 信濃毎日新聞では社説で鳩山法相を批判している。 鳩山法相 資質に首をかしげる（２月１５日） 上記の社説でもそうだが、志布志事件がなぜ起こったか。 それについては今も謎だ。 つまり今後も同じことが起きる可能性がある。 原因が分からずに結果を求めることに意味が無いからだ。 事件の背景を明らかにせず、「冤罪と呼ぶべきではない」と発言する意味があるのか？ 日本では、「逮捕＝犯罪者」という認識が強い。 これは起訴されれば１００％近い有罪率であることが背景にある。 もちろん逮捕されただけでは犯罪者ではない。 裁判を経て、有罪が確定しなければ犯罪者とはならない。 ちなみに「冤罪」という定義も曖昧な部分がある。 「無罪になれば何でも冤罪」というわけではない。 しかし、朝日の記事にはこうある。
こんなことを述べるようでは法相として失格。 冤罪をどう防ぐかは法務省としても大きな問題だからだ。 志布志事件での反省が本当にあるのか。 鳩山法相の考えは理解に苦しむ。 結局、「冤罪と呼ぶべきではない」と発言することで何が言いたかったのか？ 彼には「友人の友人がアルカイダ」という発言もあった。 「法相が絡まなくても自動的に死刑執行が進むような方法があればと思うことがある」ということも言っていた。 法相としての資質も問題だが、彼を法相として任命した首相も問題だ。 鳩山法相が自ら辞任しないのなら、罷免すべき。 この程度だ、日本の大臣レベルは *********************** 関連記事 志布志事件国賠訴訟原告団、鳩山大臣に抗議声明 鳩山大臣は辞任すべきだ！～志布志事件で二つの不適切発言、世界のモノ笑い ■[政治] 鳩山法相は更迭あるのみ 何を言いたかったのかでしょうか･･･（鳩山法相、「志布志事件」の冤罪を否定？？） 志布志事件は冤罪ではないのか？ 冤罪と呼ぶべきでないby鳩山邦夫 バカ法相が謝罪 “失言王”鳩山法相…鹿児島選挙違反「冤罪と呼ぶべきでない」？？
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最終更新日
2008.02.15 13:32:00
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