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2010.10.22
テーマ：ニュース(100194)
カテゴリ：ニュース
最高検は大阪地検特捜部の幹部二人を起訴した。
起訴されたのは大阪地検特捜部、大坪前部長と佐賀元副部長。  検察の威信を地に落としたフロッピー改ざん事件。 犯罪事実を知りながらを隠蔽した犯人隠避罪に問われている。 法務省はこの件で処分を発表。 大坪前部長と佐賀元副部長は懲戒免職処分。 その他減給や誡告など６人が処分された。 大坪前特捜部長ら起訴（東京新聞） この幹部二人の起訴は予定通り。 先日、以下の記事にも書いた。 改ざん事件で検事正、辞任へ 大坪前部長と佐賀元副部長は犯行を否認している。 裁判では無罪を主張するのだろうか。 朝日は識者の意見を元に、その点を伝えている。 「元検事の供述覆せば崩れる」 改ざん事件、識者の見方（asahi.com） 元主任検事の前田容疑者。 彼の証言を裁判官はどう判断するのか。 「改ざんする検事の言うことは信じられない」 そう判断したら犯人隠避で有罪にするのは難しい。 犯人隠避が証言中心で立証されるということの不安定さもある。 前部長と元副部長は大弁護団を結成するそうだ。 何しろ幹部検事だったのだから、弁護士に知り合いも多かろう。 この件で、大阪地検で前田検事の元上司二人は辞任を表明している。 その逆が「過失だった」と主張する前部長と元副部長。 人事院に懲戒免職処分への不服申し立てをするそうだ。 自分から検察を去る者と、どこまでも反発する者。 両者のコントラストはとても激しい。 大坪前部長の弁護団は保釈申請もしている。 「一片の私心もなかった」とのコメントだ。 「一片の私心もない」 前特捜部長弁護団が保釈請求（asahi.com） ２１日、この事件で大林宏検事総長は謝罪会見を行った。 検事総長が退任する以外に会見を行うこと自体、異例。 私には素朴な疑問がある。今回表面化した改ざん。 前田容疑者以外に同様のことはなかったのか。 前田容疑者が関わった事件は調査するらしい。 だがもっと広い範囲で調査したほうがいいのではないか。 巨大組織に膿があるとすれば。 今のうちに全部出したほうがいい。 人事評価制度の見直しもお忘れなく。 ※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。 バナーにクリック願います。  ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。 その場合リンクは必要とはしません。 意見があればメッセージでどうぞ。 ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。 今のところメッセージは全て読んでいます。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2010.10.22 17:39:33
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