PK戦の後、アルゼンチンの控え選手がドイツ側につかみかかった件。
日本で詳細はあまり伝わっていないようなので、
こちらで得た情報を少し。
つかみかかりたかった相手は、
実は同じドイツ選手でも、ボロフスキだったらしいのですが、
彼が金髪で背の高い選手なので、間違って、
同じく長身で、しかし超金髪のメルテスアッカーという、
ドイツサッカー界でもきってのフェアプレイで有名な貴公子選手に
つかみかかってしまった模様。
あ、メルテスアッカー、日本では、メルテ"ザ"ッカーといわれてますが、読み、違います。
メルテスアッカー、SとAを離して発音します(細かいですが)
しかも、彼はメルテスアッカーの股間(!)にキックをしようとして、
わずかに脇にはずれたとか
(モモがいたかったとしても、とりあえず、真ん中よりはよかったですーー;)。
そして、チームマネージャーなどを争いから遠ざけようとしたシュヴァインシュタイガーも、
あおりを食らって後から誰かに殴られてました。
なぜボロフスキ選手を殴りたかったかというと、
彼はPK戦の時、
アルゼンチン選手がやいのやいのとドイツ選手の集中心をそごうとヤジを飛ばしていたのに対し、
「スポーツ精神に反するから黙ってくれ」といったらしく、
それがアルゼンチン選手には気に入らなかったと。
・・・血気盛んです。
アルゼンチン選手がボールを蹴ったときには、
ドイツ選手は静かに見守っていたものの、
(だから、ドイツ選手に罪はないのよ、これについては)
スタジアムのブーイングが大きかったそうで、
それに対してはアルゼンチン選手もどうしようもなかったわけですが・・・
でも、
目立たないけど
しっかりしたプレーをする上手なディフェンダーでありながら
公式試合でこれまでたったの二度しかファウルしていない(これはほんとに珍しい)
フェアな貴公子、メルテスアッカーに間違ってアタックしちゃ、いかんだろう・・・。
彼は、顔も繊細系、ガタイも結構細くて、金髪もかなり色が抜けている短髪、
ともすると、体育会系とは思えないタイプ、
一方、本来ねらわれたボロフスキは、
どこかのCMで白い歯を見せて笑っていそうな、
きれいに筋肉をつけて日に焼けた好青年系、
髪も長めのストレートで金髪といってもダークブロンドなので、
間違えた選手は、
金髪背高という、本当に大まかなところしか見ていなかったのでしょうね。
相当頭に血が上っていたものと思われます。
しかも、タマをけりにいっちゃいかんだろう・・・。
これから処罰が決まるらしいけど、残念なことだ。
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