なんだか燃えてきた・・・。
こぶたのほっぺさんと
maoねぇさんが
とても面白いヒントをくれました。
詳細は、
前日の日記をご覧下さい。
お菓子やデザートの手作りはスノッブ・・・
しかも、スコットランドとフランス、海を渡った国、どちらもです。
現在そうなんだろうなぁと思ったんだけど、
違ったら教えて下さい。
他に、何かご存じの方があったら、是非ご意見をお待ちしておりまする。
さて、ドイツの手作りケーキについてですが。
今、オーブンがあるのは、ドイツでは全く普通なんだよね。
1930年代は、オーブンとはいっても、薪を燃やすヤツが主力だったから、
火力調節がなかなか出来なかったんだ。
ケーキがうまく焼けるかなんて、宝くじ当てるみたいなモンだったらしい。
この薪オーブンは、50年代でもドイツの3分の2を占めていました。
それから、MAOねえさんは、ケーキが焼けるだけの時間がある
つまり、余裕があるってことだとおっしゃってました。
まさに、現代ドイツはその観念で動いています。
もちろん、時間は超高級。
そういうわけで、返って手焼きのケーキの価値がボンと上がって、
これをもらえるっていうのは、
人間関係でかなり大切に思われているってことになるんだよね。
時間の観念で私が思うのは、
ドイツの主婦は、ある時期から、
その時間がかかることが出来て当然だとずっと言われ続けてきたということ。
ドイツ人の友達は「料理もケーキ作りも変わらないだろう」という。
でも、それが当たり前でない国から来た私が見ると
他の国の主婦にはない義務を、
当たり前の主婦の「徳」や偉さとして背負わされた歴史だと思うんだなぁ。
「徳」がない主婦はだめだめ主婦ですから。
1930年代から後、いつからこれが始まったのかは分からないんだけど。
ドイツとケーキ、調べれば調べるほど、面白い(私にはね)