赤ちゃんポストのことが話題になっているが。
慈恵大病院では、国内初、匿名で赤子を置き去りにできるシステムができるらしい。
画期的なことで、
こっそりと、又は発作的に捨てられ、虐待されて死ぬかもしれない赤子にとっては
朗報である。
詳しい友人によれば、これまでも養子縁組の制度はあったが、
ダレにも知られず、出産後すぐというのは絶対無理だったそうだ。
ドイツでは、割とどこにでも、この手の施設はあるらしく、
匿名で、こっそりおいていくことができるらしい。
何よりも、死ななくて済むはずの赤子に救いの手を。ということらしい。
日本では、「無責任な妊娠・子育てを助長する」という批判がごまんとあるらしいが
望んで妊娠しても経済的・健康的にうまくいかなくなったり
ダレにも言えずにずるずる出産まで至ったり、
結局世に出てきた子供をどうすることもできず
放り投げてしまう例が実際あるのだから
まずは、この世に生を受けた子供に未来をという措置は、
褒められこそすれ、けなされるべきではない。
けなされるべきは無惨な性教育であり、
生まれてくる子供に罪はない。
しかし、以前からこの制度があるドイツでも、
まだまだこれを知らない人が、移民や青少年を中心に少なからずいるようで、
先日も、赤子投げ捨て事件があった。
赤ちゃんポストは論議を呼んでいるが、
その分、知名度が上がって、これから助けを求められる対象者が広がるなら、
論議もされる価値があるというもの。
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