再び動画の翻訳依頼が来た。
ありがたいことです。
耳からのテープ起こしは聞き慣れない単語があると結構手間取る。
面倒なのはドイツ以外の外国人名。
ドイツ語ならともかく…
今日の舞台はスイス。
スイスでもドイツ語圏はまだいい。
(慣れさえすれば完璧な方言でない限りスイスドイツ語も聞き取れる)
フランス語の人名が出てきた日には…。
私はフランス語はできない。
とりあえず有名人ならスペルも分かる…んだけど
…有名人…じゃない。
公開された映像なので、
関係するデータがネット上にないかを探す。
登場人物が公人ではないので、
そのデータから色々探りをつけるため。
登場人物の誰かひとりが掴めたら。
そこから更に検索を掛ける。
さて。
ちょっと手間取ったが
名前のスペルは出てきた。
しかし、日本式の読み方が分からない
(日本式ってところが結構ポイント)。
聞き取ったままに書けばいいようなものだが、
ドイツ人が発音しているのはどうなの?という一抹の疑念もあり
フランスにいるお友達にちょっと聞いてみる。
ありがたいことにすぐお返事が帰ってきた。
聞き取ったのと殆ど変わらない。
良かった。
そこまでする必要があるのかといわれれば
それほどの報酬は(全然)ない…んだけど
でも、
ドイツ語翻訳のいい加減な映像が流れるたび
腹を立てていた自分を思い出すと
できる限りはやってしまう。
(あの頃は青かった…)
そんなわけでこの日も深夜作業だった。