今日は音楽・ギターテクニックについて♪
今日は一日中布団の中で寝ています。このところの絶え間ない飲酒(しかも量も時間も)に体が付いてこないのか(笑)それともまた引きこもりモード(爆)になってしまったのか、なんにしても今日は絶食&禁酒のためお料理やお酒の話がございませんそんな一日中、寝ながらPCをお腹に載せてYouTubeで音楽Videoを鑑賞していましたらものすごいギタリストを見つけてしまい(実は私が知らなかっただけ)、この場を借りて興奮をお伝えしようと思った次第です久しぶりの音楽ネタですね~。専門用語がたくさん出ると思いますが、お許ください。 そのギタリストとは、「Guthrie Govan」(ガスリー・ゴゥヴァン)thのところは軽く噛んだ舌を引き抜きつつ、スとトゥの中間くらいで発音してください(笑)まずその凄まじいテクニックと音楽をごらんください。「Fives」by Guthrie Govan @Youtube いかがでした?すごいでしょ?すごくて笑いがでちゃいました。実はこの方知るまでタッピングやスウィープを多用する演奏スタイルは嫌いだったんです。決まったスケールやリックを単純に超スピードで弾くだけで、音楽性に乏しいと思っていたからです。しかし違った。それは偏見です。このGuthrie氏は、ロックだけでなく、JAZZやブルース、そしてカントリーにも精通しているんです。Guthrie氏の他のVideoをくまなくご覧ください。そのことがよくわかります。いろんな音楽を幅広く、そして深く吸収した上でそれを今度は表現するとき、通常のテクニックでは表現できなかったということでしょう。絵や言葉、そして料理でもテクニック(表現する力)があれば広くそれを伝達できるのですから。どんなに美しい感動的な旋律が心に浮かんでも、それを表現(演奏や描く)できなければその人以外は知ることもできません。そう、酒造りだって技術があってはじめて表現したい酒質に近づけるのです。(やっと当ブログらしいハナシが入りました・笑)でもJazz愛好家にはうけないだろうな。話がそれますが、よく見られるJazzファン(アマチュア)の言動を紹介しましょう。「Jazzじゃないね」そう言えば自分はよく知っていると見られると思ってるんでしょ?私は大人だとでもいいたいのかな?「ただのロックじゃん」「フュージョンだね(侮蔑のニュアンスで)」ロックの何が悪い?オレはロック大好きだ。愛している。メセニーは昔フュージョンギタリストって言われてたぞ!?「ドラムの音でかい」ロックですから。タイトでグルーヴするすごいロックドラマーはいっぱいるぞ。それより8ビートもヨレヨレな酷いJazzドラマーがたくさんいますが?そんなに小さい音がよければ竹ひごみたいな細っこいスティックで蚊が鳴くような音でちっこいシンバルをチンチン叩いていてください。ちなみにJディジョネットもBスチュワートも、大阪昌彦さんも、みんな音でかいぞ!(もちろん小さくできるけどね)「Jazzのギターじゃないね」「エフェクターはゴマカシ(または邪道)」Gibson Birdland,ES-175他フルアコ。百歩譲ってES-335までしかギターと認めない。さらにギターとシールドとちっこいアンプだけでないと認めない傾向がありあり。「包丁いっぽん~さらしに巻いて~~」ってのが好きらしい(笑)メセニーはものすごいラックシステムやギターシンセも使ってるぞ!「Cクリスチャン、ウエス、ファーロウ、Pマルティーノ、J・パスがフェイヴァリットだ」あーあー、もう聞き飽きた。タコできた。カタログ読んでるんじゃないんだからさ(汗) 「たいしたことないよ」お前がな!5時にはさっさと会社あがって毎日行ってるJazzクラブ(もしくは喫茶)のカウンターで斜めに構え、コーヒーかビールだけで5時間はねばってニヤニヤしながら他人の批評だけしている暗~いアマチュアJazz演奏(or評論)家のあんた、あんただよ。店も迷惑だからそんなことしてる暇あったら彼女さがしてデートしてきなさい。・・・無理だろうね おっと、脱線すぎました(笑)少ないながら私が出会えたプロの音楽家たちは、ジャンルが違えど優れた音楽家には心から尊敬の念を持っておられました。まさかこんな偉大なJazz演奏家が、ぜんぜん違うあの人に憧れていたなんて・・・という感じで驚いたほどです。だからこそ、奥深い味わいの優れた音楽を作り続けられるのだろうと思いました。音楽への愛情といいますか、感銘を受けます。そんな姿勢、私たちも学びたいものです。さてさて本当に話もどしまして、久しぶりにギターという楽器にすばらしい可能性と大きい楽しみを感じました 氏が愛用するギターはJohn Suhr氏が創ったSuhr Guitarです。私もSuhrギターを持っていますが、当然同じ演奏なんかできません(笑)ムリっ!氏は他にもいろんなタイプのギターを使用してそのテクニックを披露してくれています。まさに、弘法筆を選ばず*。*厳密には繊細に調整しているはずです。その楽器の状態の良さが伝わってきます。セミアコのGibson ES-335であの音速タッピングを使ってスタンダード弾いてるのはびっくりしました(汗)。 Guthrie Govan氏には今後も注目していくつもりです。 来日しないかな~~。そしたら絶対見にいくけどな~! 音楽もお酒もお料理も、ずっとずっと楽しんで行きたいと思いました。