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人生にまなび、歴史からまなぶ。

過去の人や物事をどうするかは人それぞれで良い。したければ土中深く埋めて何も無かった事にすれば良い。そういう人は常に新しい人を求め、新しい道だけを歩けば良い。過去の思い出が残る道や土地や人はすべて避け、忘れて行けば良い。誰にも強制は出来ないのだから、そうすれば良い。私は恥ずかしく辛い事であっても振り返り、明日へ、将来へ、生かしていきたい。その時の愛や感謝や学んだことを少しだって忘れたくはない。どうやったって過去には戻れない。常に時間は前に進んでいるのだから。

2018年01月21日

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約束の場所へ向けて歩き始めます。

明けましておめでとうございます。依田酒店は本日より平常営業いたします。営業時間 9：00～20：00 日曜日定休　※祭日は営業ご愛顧くださいますよう心よりお願い申し上げます。2018年はすっきりとした気持ちで仕事に邁進できることとなりました。よりお客様に満足していただけけるよう酒販店としての仕事のレベルアップを目指し、環境と私たち自身を整えていこうと思っております。2018年からの依田酒店、そして私自身を、皆様の温かくそして厳しい目で見守って頂けましたら幸いです。2018年1月4日　仕事始めに際して。依田浩毅。

2018年01月04日

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辛い時期が終わって幸運へと向かっていくこと。

一陽来復、というそうです。http://kotowaza-allguide.com/i/ichiyouraifuku.html冬が終わり春に向かう。そんな意味もあるそうで、とても胸に響く言葉ではないでしょうか。私のここ15年程を振り返ってみると、冬至に向けて陽が短くなり、暗く長い夜を過ごしてきたような印象があります。先日私はこれでいうところの冬至を迎えました。それから私の人生は春に向けて陽の当たる時間が長くなっていっているように感じ始めています。人生良い事ばかりでもないが悪い事ばかりでもないと教えてくれているようです。美輪明宏・正負の法則・プレジデントオンライン美輪明宏・ああ正負の法則この考えを紹介してもらって読んでからというもの、常に自分に言い聞かせてきました。すぐ下を向いてしまう私の心に、小さな灯りを灯し続けてくれました。この考え方を紹介してくださった大恩人には感謝しかありません。今度は私が誰かにこのことを伝える番かも知れません。これから明るく上を向いて頑張っていきます。

2017年12月22日

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苦しかった足枷が外れて新たな一歩を踏み出しました。

母が体調を崩してから始まり、他界するのを待って私に重くのしかかり約15年、いやもっと苦しみ悩まされ続けてきた大きな問題に一定の形での終止符が打たれました。その間私の心の弱さより心配をおかけした方にお詫びと共に、こんな私を心から励ましお支えくださったそのまごうことなき愛情に対しまして報告と衷心より御礼申し上げます。これからは毎日今まで以上に酒屋として謙虚に働き続けるだけです。働き続けなければいけませんがとても心は軽く明るいです。そして近い将来完全に終わらせて心身ともに解放されたらずっと胸に誓っていたことを実現させたいと思っています。そして渦中にいる時はとてもそうは思えませんでしたが時間が経った時、あれは自己陶冶のための試練だったのだと思いたいです。直接お礼を言いたくても伝えることのできない方に、まずはこの場で報告と御礼を申し上げます。いつか直接お目にかかって御礼が言えるよう、より一層がんばってまいります。

2017年11月30日

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「奪えば奪うほど、失うのです」

映画「カンフーパンダ３」で、自己中心的に強奪を続けるカイにウーグウェイ導師が言う言葉です。自己中心的に欲張れば欲張るだけ失っているものがある。人望や愛を失い周囲に人がいなくなり、ますます孤立していく。そうウーグウェイ導師が言っている様に思います。この言葉が響く心を持つことが出来て私は幸せ者だと思います。仕事に、人生に、この言葉を生かしていきたいと思います。

2017年10月04日

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依存心（いそんしん）

今日は7月31日、弊社の申告と納税の期限日だった。両方とも無事済ますことが出来ていちだんらくしたせいか、来期以降を想像し意気軒高としていたりもする。酒屋でいられることは私にとり今は無量の喜びを感じられる天職である。少なくとも今はそう感じているし今後もそうだろう。実家に戻り親の元で働き始めたころは毎日のっぺりと果てしなく続く艶の無いプラスチックの壁のトンネルの中を歩いているような気分だった。太陽の光も当たらない代わり風は吹かない。ましてや雨も降らない、そんな仕事が酒屋だった。そのプラスチック製の筒の中を来る日も来る日も休みなく（実際年中無休だった）ぼんやりと歩いているだけだったように思う。私の歩みには靴音すら伴ってはくれない。それほどつまらない仕事だったが安定はしていた。それが酒類の規制緩和で酒小売業の取り巻く状況は一変した。雨どころか暴風雨に襲われた。酒小売業の一般小売店のシェアは、規制緩和前の1985年度は92.6％と圧倒的であったが規制緩和後シェアは急速に落ち込み2000年には55.1％、2005年は27.9％にまで減少した。半年で年商の半分を失いくっつかんばかりに眉根を寄せた母からお前は跡取りだろう何とかしろと毎日怒鳴られた。こんなことに巻き込まれたのも親のせいだ、この家に生まれてきたからだと、そう思っていた。たまたま生き残ったのも日本酒という救命ボートを手にすることができたからであり、それを必死に求めようとした私を渾身の力でもって止めようとしたのは両親、特に母であったから余計にそう思った。母はまだ私が幼いころから酒屋の跡継ぎになることを強要した。不自由なく育ててはもらったものの仕事に関しては全く自由はなかった。だからこの規制緩和の暴風雨にさらされて困っているのは親、特に母のせいだと思ったのかも知れない。しかし結局のところ私は家に、母に依存していたのだ。依存心という毛布に包まれていたほうが責任を取らずに済むと思っていた。言われた通りにやっていれば良い、どうせ俺なんかそんなもんだと。今日自分の手で納付書に金額を書き入れて税金を納め、取引銀行の支店長にこんにちは暑いですねと笑顔で挨拶をしすでに重いシャッターが下ろされた後のエントランス横にある唯一の出口となった非常口へ歩きながらやっと自分の二本の足で歩いていることを感じた。やっと依存心という殻から孵れた50過ぎのヒナの気分である。

2017年07月31日

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2011.3.11、午後2時46分。

私はその日のその時間、大手町カンファレンスセンターの地下一階にいました。当日5時より新丸ビルで私の講演会があり、打合せのため早めに東京入りしたのでした。そこであの大きな地震に遭いました。それからもう六年も経ちました。でもその頃の記憶は少しも色褪せていません。今も毎日の仕事や生活に教えを授け続けてくれています。たくさんの学びがありました。それらと重なり私自身にもいろいろあってその頃のことは鮮明に覚えています。きっと一生覚えていて、思い出しては悲しみに涙したり、愛情に感謝し手を合わせたりしていくのだろうと思います。記憶に蓋をしても過去の歴史は変わらない。自分が何をすべきかまた何をしたいのか、常に良く考えて生きて行こうと思います。それぞれの3.11。心静かに祈りをこめて、献杯。

2017年03月11日

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2011年、ありがとう。

2011年は個人的にもいろんな事が起こりすぎて押しつぶされそうになりながらも皆様のおかげでなんとか年が越せそうです。ほんとうにありがたいと心から感謝いたしております。 2012年は地道に笑顔で一歩ずつ、いただいたご厚情に対しお酒を通じて恩返しをしていきたいと思います。今年もあと数時間。一生忘れられない2011年を、最後までがんばります！来年もよろしくお願い申し上げます！！！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　依田酒店　依田浩毅

2011年12月31日

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楽しく飲みました

計画停電のこんな時こそ、みんなの笑顔で街を明るくしませんか？外に、街に出ましょう。甲府ではガソリンの心配もそれほど要らなくなりました。日本の経済活動は、直接被災しなかった私たちにかかっているのではないでしょうか。都内もだいぶ人出がもどってきていると聞きました。甲府の皆さん、みなさんの笑顔で街を明るくいたしましょう！！そんな私は今日仕事ですが、夜はしっかり飲みに行って経済活動をしてきます！笑顔で！

2011年03月21日

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懐中電灯の贈り物

直接の被害こそ軽微であった山梨ですが、停電、電車の運休などで困難がないわけではありません。特に停電は商店や飲食店を経営するものにとっては死活問題です。そんな中、兵庫の「奥播磨」を醸す下村酒造店様から、こんな助かるものをお送りいただきました。現在品切れが多くなかなか入手が出来なかったため、とても助かります！ありがとうございます。私も小さなことでもいいから、役に立ちたいと思いました。現在依田酒店は昼から節電しているため、かなり暗いですが、そんなことからでも協力したいと思っております。

2011年03月15日

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【生き方は決められる】與語淑子さん

昨日の名古屋つながりで・・・。以前訪問したことのある名古屋の飲食店、みその亭の女将、與語淑子さんが今年の５月2日に永眠されて早や４ヶ月。名古屋に行くたびに、ああもういらっしゃらないんだ、と寂しく思います。自分にない強さを感じて、どこかでああなりたいと思っていたからです。ご本人は、そんなものよりも健康が欲しいと願っていたに違いありませんが。お酒のことを知らないと素直に聞いてくる淑子さん。何度かやりとりしたメールの中にも、その素直な気持ちでお客様に接していることが滲んでいました。「死に方は決められないが、生き方は決められる」。與語淑子さんの言葉です。今度名古屋に行ったら、きっと生き続けている與語“ＯＫＡＭＥ”淑子さんの精神に触れに、今日も元気に営業を続けているみその亭に行ってみようと思います。写真右から、お元気な姿の與語淑子さん（享年４４歳）世界の山ちゃん　山本会長そして私。オレも少しだけがんばろう。

2010年09月09日

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売れる酒でなく、売りたい酒を売りたい！

私が大好きで尊敬するミュージシャン、佐藤竹善さんがブログを書いてくださっていて、毎日とても楽しく拝見しているのですが、昨日の日記にとても感銘を覚える文章を書いていただいたので紹介いたします仕事は違えど想いは同じなのだなぁと、感銘を受けるのと同時にとてもうれしく思いましたしかも最後に尾瀬あきら先生の作品からの言葉を紹介してくださり、自分に言われたかのように心して読ませていただきました売りたい酒を売る。そのことがいかに大変で、しかし大切か。深く考えさせられ、また決心を新たにした次第です

2007年06月04日

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