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システムエンジニアの晴耕雨読

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2014.12.21
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カテゴリ:書評・読書メモ

【楽天ブックスならいつでも送料無料】喰らう読書術 [ 荒俣宏 ]
荒俣宏「喰らう読書術 一番おもしろい本の読み方」 (ワニブックスPLUS新書)

2014年刊



「喰らう読書術」とは、

1.本を読むという手間を惜しまない

2.本棚には読まなくても本を並べる楽しみがある

3.真の読書は、読むことに直接の利益を期待しないことである


読書は「精神の食事」・・でも、食わなくても死なない!

読書は、脳の食事だから、

・まず、何でも消化できる「鉄の胃袋」を持つ

・そしてバランスよく太るために「ダイエット」にも心を配る

ことが大切になる。


1.本はなるべく「まるごと」食べるのがいい

2.本は自腹で買うことがいちばんいい

3.本は「目から鱗が落ちる」快感があるのがいい

4.本はクズや毒でも、思いがけない価値がある

 ダイジェストや要約ではなく、まるごと味わうこと。



頭が要求する「栄養」は、かならずしも読書ではない・・

≪心が求めるいちばんバランスがよく、豊かな栄養は、「経験」です。

 自分で経験したこと。それが脳に記憶され、なにかあったときに参考として

 すぐにでも使えます。

 とにかく、これがいちばん強力な栄養です。

 なぜなら、体験には自分の感情やリアリティが伴っているからです。≫

≪そしてニ番目が、他人の体験です。

 これもすばらしい栄養で、心に大きな印象を残しています。

 印象が残るということ、これが栄養素であり、賢くなることの原点ですから。≫

≪「本」という形式は、自分と他人を区別せずに、すべての体験を平等にします。

 いまのところ、人間が発明した物の中でもっともよい頭の栄養、

 いわば頭の缶詰みたいなものが「本」です。

 「缶詰」ですから、何世紀も保存が、昔の人の体験でも、いまの私たちが昨日の

 ことのように栄養にできるのです。これは実に便利な発明品です。≫




 竹川竹斎・・

 三重県松坂の「射和(いざわ)文庫」



紀田順一郎編『読書愛』

『もうすぐ絶滅するという紙の書物について』

【楽天ブックスならいつでも送料無料】もうすぐ絶滅するという紙の書物について [ ウンベルト・エーコ ]

<目次>
第1章 「読書」と「本」を知る7つの「急所」(読書は「精神の食事」―でも、食わなくても死なない!
頭が要求する「栄養」は、かならずしも読書ではない ほか)
第2章 本を好きになるとはどういうことか?(「もうすぐ絶滅する」という紙の本、でも、たぶん絶滅しない
シンボルは強し通天閣もりっぱに生きている ほか)
第3章 世界と人生を解読する「読む考古学」のすすめ(教養主義と娯楽主義
論じるなら、まず起源にさかのぼれ ほか)
第4章 だれでも実践できる尻取りゲーム型読書法実例集(読書は自然に類を呼び、つながっていく
稲垣足穂の「お尻の美学」を学ぶ ほか)





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最終更新日  2014.12.21 09:16:46
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