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カテゴリ:ラーメンの食べ歩き:世田谷区
かつて幡ヶ谷で構いた店だが、店が狭いため松陰神社の近くにある現在のところに移転したそうだ。店が広くなったが、前の店と同じような交通が不便なところだ。幡ヶ谷にあると言っても、幡ヶ谷からの距離と初台からの距離はほぼ同じだと言える。移転したところは世田谷線の松陰神社前駅の近くにあるが、かなり都心から離れた。ただし環七から行けば近くなった。
カウンター席のみだが、台所がかなり席から離れた。店主は怖い顔をしているが、実際に親切な人だそうだ。つけ麺が好評だからつけ麺を注文した。つけ麺の麺はレンコンを練り込んだものだ。かなり歯切りがよい。魚介の鰹などの節類に真鰯(いわし)、鰺の煮干しの魚出汁、ゲンコツと鶏ガラで作ったスープだ。そのためつけ汁には魚介味がかなり強い。素材の味が強いため、酢を入れなくてもいいと思う。インターネットでは、移転してから酢の味が強まってきたそうだ。しかし、スープ割りで飲むと、酢の味がまったく感じられない。スープの質が高いのではないか。厚切りの大きいチャーシューは柔らかいが、厚いため、形がすぐ崩れても歯切りと肉汁が感じられる。 大勝軒インスパイアと言ってもよいが、まったく違う魚介の味ができたため、店主自らの個性が表現できたラーメンと言えるのではないか。かなりレベルが高い店だと思う。八蔵が移転する前に何回くいに行こうと思ったが、幡ヶ谷がかなり新宿から離れたので、行く気がなくなった。結局移転した場所はさらに遠くなった。しかし、渋谷から歩いて30分ぐらいかかるので、渋谷に行けば、たまには行こうと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.12.04 19:12:23
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