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カテゴリ:ラーメンの食べ歩き:丸長大勝軒系
自分にも不安を抱えているが、4月1日の夜に伝わってきた東池袋大勝軒の創業者である山岸一雄さんの訃報で驚いた。わしは2005年6月から本ブログを始めたが、来日してからちょこちょこラーメンを食べてきた。やはり山岸一雄さんが厨房に立っていた時に出してくださった中華そばに驚かされたので、東池袋大勝軒の関連店に通い始め、徐々につけ麺にはまってしまったが、山岸一雄さんが厨房に立たなくなった後の東池袋大勝軒を含め、行ったことのある東池袋大勝軒系の暖簾分けのお店で食べた中華そばはあの味に近い、或いはあの味を凌ぐものがなかった。しかも味もしくは接客とかひどいお店にも会ってしまったことがある。
山岸さんがなくなったことでいろんな食べ歩きに関する思い出が浮いてしまった。というわけで、自宅からも近い「金町大勝軒」へ。ほぼ5年ぶりだが、まさかこんな形での再訪となった。しかし、あくまで宿題店が多いため再訪できなくなっただけである。実際に東池袋大勝軒の直系店への訪問も半年以上ぶりだった。その前の直系店への訪問は2012年後半のことだった。その上、金町大勝軒、今なき和楽大勝軒の中華そばはおそらく2003年の年末に食べたあの一杯に一番近いのではないかと考えている。 ところで、駅に駅に向かおうとしたら、「鉄仮面」というあだ名を持っている岡田克也民主党代表が県議選挙に出馬した民主党の公認候補を応援するために講演しているとわかったので、少し写真で収めた。 11時半頃に到着したら、行列がないものの常に満席となっている。もりチャーシューの食券を購入。二郎インスパイア系らしきラーメンも提供している。口コミで集めた情報からみれば、東池袋大勝軒出身者の中で、ここは味の改良などの余念がないという。 ここのもりそばって初めてだね。 直系の東池袋大勝軒系の麺に比べてかなり違う。まず麺は表面が滑らかでなく、凸凹している。さらに歯切れがある意味で悪くなるが、柔らかめでありながらかなりもちもちしている。個人的に、この麺は直系店でなく、とみ田グループの東池袋大勝軒ROZEOに近いと思う。 つけ汁はやはり東池袋大勝軒系の中で濃度が高いほうだが、飲みやすい。チャーシューも、東池袋大勝軒系の味付けが弱い固めの肩ロースチャーシューでなく、味付けの濃いめのもので、少し柔らかいものだ。最後はスープ割で完食。 なかなかおいしかった。東池袋大勝軒の味を守りながら更に進化させた味だと思う。都内の東池袋大勝軒の直系店にもご無沙汰しているので、そろそろ池袋界隈のお店にも再訪しようかと考えている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.04.12 17:47:54
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